屋根に雪止め工事をするメリットとは?

投稿日:2024年9月21日

積雪が少ない地域にお住まいの方でも、雪が降った際に屋根からの落雪に不安を抱いている方もいるのではないでしょうか?

雪止め工事をおこなうことで、屋根の落雪による事故を回避できるメリットがあります。

この記事では、雪止め工事の必要性やメリット・デメリットを紹介します。

 

雪止め工事は必要?

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雪止め工事は、屋根に積もった雪の落下を防ぐために金具やネットなどを取り付ける工事のことです。

「あまり雪が降らないから雪止め工事をしなくいいのでは?」と思っている方もいるのではないでしょうか。

関東などの屋根の雪下ろしが必要ない地域では、近所の方との距離が近いため、雪止め工事をすることで落雪を防ぐメリットがあります。

屋根に雪止め工事をしていないことで、予想外の落雪によるトラブルが起こることもあるのです。

その上、屋根に積もった雪は昼夜の気温差により溶けたり凍ったりを繰り返し、雪氷のように変化します。

その結果、雪が落下した時に、人が真下を歩いていた場合に頭などに当たるケースもあります。

当然、数メートルの高さから氷が落下し頭にぶつかったら、無傷のままではいられないでしょう。

 

 

屋根の雪止め工事が不要な地域

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降雪量が多い合雪地帯では、屋根に雪止めを取り付けていません。

逆に雪止めを設置すると、屋根に積もった雪を除雪する時に邪魔になるからです。

屋根に積もった雪を除雪するために、使用するスコップなどがひっかっかてしまうことがあるのです。

その上、雪が何センチも積もる屋根では、雪止め工事をおこなっただけでは落雪を止めることは難しいです。

 

 

屋根に雪止め工事をするメリット

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屋根に雪止め工事をおこなうメリットは、主に2つあります。

 

雨樋などの破損を防ぐ

雪止めを設置していない屋根に雪が積もった場合に、雨樋(あまどい)や軒先部分が破損する可能性があります。

雨樋の役割は、屋根に降った雨水を地面に流すことです。

雨樋の耐久性は高くないため、雪の重みにより変形や全壊してしまうケースがあります。

雨樋が破損してしまうと外壁が汚れたり、破損が原因で屋根や外壁を傷つけてしまい雨漏りの被害も高まります。

また、軒先部分に雪が溜まってしまった場合、軒先が痛んだり傷ついてしまう場合もあります。

そのため、屋根に雪止め工事をせずにいると、建物の寿命を短くしてしまう可能性も高まるでしょう。

 

隣家に雪がかからないようにする

ご近所との敷地が隣接している場合に、隣家への落雪を防ぐ為にも屋根に雪止め工事が必要不可欠です。

落雪が隣家の車や弊、建物に当たってしまうと、トラブルに発展してしまう可能性があります。

仮に、事故があった場合、建物の所有者が責任を取らなければなりません。

器物破損などを負わせると賠償金を請求されるケースもあります。

 

 

屋根に雪止め工事するデメリット

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屋根に雪止め工事をおこなうデメリットについて紹介します。

 

金属タイプは錆びが発生する

金具タイプの雪どめは、サビが発生する可能性が高いです。

サビてしまうと、屋根の外観の美しさが損なわれてしまいます。

加えて、サビた金属を放置することで他の金属にサビが移る「もらいサビ」が発生する可能性が高いです。

例えば、サビていない金属が雨などで流れてきたサビが付着することでサビが発生するケースがあります。

他にも、金属屋根を使用している場合、雪止めに発生したサビが金属の屋根に広がる危険性もあります。

そのため、雪止め工事を検討中の方は、アルミ製やステンレス製などのできるだけサビにくい金属製の素材が好ましいでしょう。

 

雨漏りが発生する場合がある

適切な雪止めが選択されていないと、雨漏りが発生してしまうことがあります。

そのため、施工業者を選ぶ際には、施工実績が多く評価の高い業者に依頼するようにしましょう。

長年施工に携わっている経験豊富な業者が取り付けると問題ありません。

 

 

雪止めの種類

屋根に雪止め工事をするメリットとは?

雪止めの種類は大きく分けて4種類あります。

 

瓦に取り付けるタイプ

瓦屋根専用の雪止めで、取っ手のような形をした瓦を瓦屋根に設置します。

 

金具タイプ

金具タイプは、瓦屋根との間や金属板との間に設置する扇型や羽根型などの形状をしています。

例えば、扇型は名前通り扇の形をしていて、積もった雪を広範囲で支えることができます。

一方、羽根型は扇型よりもさらに多くの雪をとらえられることが利点です。

 

アングルタイプ

アングルタイプは、屋根の形状に沿って取り付けてある棒状の金属材です。

間隔がないため、屋根全体でまんべんなく雪を支えることができます。

金具タイプと比べると、落雪防止効果が高いです。

 

ネットタイプ

ネットタイプは、屋根の軒に近いところに取り付ける広い網目のタイプです。

広い形状をしているので、雪を広範囲でカバーできるのが利点です。

雪止めの効果が高いため、落雪が発生しやすい太陽パネルを設置している屋根や比較的積雪の多い地域で使用されています。

最近では、高さやデザイン・色などバリエーションが豊富です。

 

 

屋根に雪止め工事をする前に知っておくべきこと

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屋根の雪止め工事をおこなう前に知っておくべきことを紹介します。

 

設置工事が不要なケース

必ずしも、年に数回雪が降るような地域だからと言って屋根の雪止め工事が必要とは限りません。

屋根材や屋根の勾配によっては、雪止め工事をおこなわない場合もあります。

例えば、ガラス繊維にアスファルトを浸透させ、石粒を貼り付けて作られたアスファルトシングルです。

屋根表面がザラッとした肌触りの屋根材は、落雪しにくいなどの理由から雪止め工事が必要ではありません。

また、屋根が急勾配の場合には、雪が積もる前に落下してしまいます。

 

太陽光パネルが設置されている場合

太陽光パネルを設置している場合、雪が滑りやすいためネットの高さがあるものを選ぶようにしましょう。

低いネットタイプでは、屋根からすべり落ちる雪を止めることができないからです。

 

 

まとめ

雪止め工事は、毎年積雪があるような地域の方におすすめです。

雪止め工事のメリットは、隣家への落雪を防ぐことができる点です。

万が一落雪し、車や建物などに当たってしまうと、トラブルに発展してしまう可能性も高まります。

また、雨樋などの付帯部分の破損を回避するメリットもあります。

屋根の素材により雪止めの種類も様々なので、適切なものを選びましょう。

 

*K*

 

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