瓦が割れる原因は?放置するリスクやメンテナンス方法を解説!
投稿日:2024年1月18日 更新日:2024年1月21日
「強風や台風が過ぎた後に、瓦のひび割れを見つけた」
「屋根から雨漏りするけど、もしかしたら瓦が割れてしまったのかな?」
「自分でDIY修復することって可能なのか?」
このような悩みを持っている方もいるのではないでしょうか?
この記事では、瓦が割れる原因やひび割れを放置するリスク、メンテナンス方法を解説します。
瓦が割れる原因
瓦が割れる原因は下記の通りです。
・自然災害
・寒さ
・塩害
・衝撃
・経年劣化
1つ1つその原因を詳しく解説します。
自然災害
陶器製のお皿は強い衝撃で割れてしまいますが、瓦も陶器と同じように強い衝撃で割れます。
台風や強風などの際に、瓦同士がぶつかってしまったり、瓦を固定している釘が抜けてしまったりすると瓦が割れてしまうのです。
寒さ
瓦は寒さが原因で割れる時もあります。
瓦には、長期に渡り雨を受けると瓦が水分を吸収する特性があります。
吸収した水分は気温が下がると凍って膨張し、長い期間にわたり瓦の内部の水分が凍ったり、溶けたりを繰り返すと瓦の内部がボロボロになってくるのです。
また、瓦の表面が欠けることもあります。
塩害
海岸の付近で細かい海水の飛沫が当たる所にお住いの方は、塩害が原因で瓦が剥離する場合があります。
その場合の瓦は、寒さとは異なり、瓦と瓦が重なっている部分の表面が割れてしまうのが特徴です。
衝撃
瓦は負荷がかかると割れてしまいます。
例えば、以前使用していたアンテナが屋根にまだ設置されている場合に、強風などでアンテナが転倒して瓦が割れてしまうケースがあります。
屋根の上は地上に比べると風がより強いからです。
使用しなくなったアンテナは撤去するようにしましょう。
また、瓦は人が屋根の上に上がり歩いたりするだけでも割れてしまうため、業者は割れにくい場所を歩き作業します。
経年劣化
築年数の古い家は、瓦を固定するために鉄製の釘を使用しています。
鉄製の釘は、時間の経過とともに錆びてしまいます。
釘が錆びると釘周辺の瓦部分に縦にひびが入っていき、そのヒビから雨水が侵入し雨漏りを引き起こすのです。
最近では錆びにくいステンレスの釘が使われています。
瓦の割れを放置するリスク
瓦がひび割れを放置しておくと、雨漏りのリスクが高まります。
ただし、数枚の瓦がひび割れをしたからといって、すぐに雨漏りが発生するのではありません。
瓦の下には防水シートが敷かれているため、雨漏りの被害を遅らせる事ができるのです。
しかし、瓦のひび割れをした隙間部分から雨水が侵入して、雨漏りの進行を早めてしまうのです。
瓦の下の防水シートは太陽の紫外線や風・雨に弱いため、劣化が進んでしまいます。
また、長期間放置し続けると家の内部の木材が劣化したり、鉄筋コンクリートの金属部分が錆びてしまったりと被害が大きく拡大してしまいます。
被害が拡大すると、予想以上に修理費がかさむことも考えられますので、割れを発見したらできるだけ早く修理するようにしましょう。
瓦の修理は専門業者に依頼しましょう
基本的に瓦の修理は、専門業者に依頼することが必要です。
一般の方が勾配のきつい屋根の上で作業すると、転倒の危険性が高まります。
勾配がきつくない屋根の場合、点検や作業など自分でできないこともありませんが、踏み割れのリスクが高まります。
踏み割れとは、作業している人の重量で瓦が割れてしまう事です。
屋根の瓦の修理や交換は複雑な作業です。
転倒や踏み割れのリスクを考えると専門の業者に依頼する事をおすすめします。
瓦の割れは自分で修理できる?
瓦が1枚あるいは2枚割れてしまい、応急処置で治したいのであれば自分で修復することも可能です。
ただし、やり方を間違えてしまうと雨漏りのリスクが高まりますので注意してください。
メリット
瓦のひび割れが原因で、雨水が部屋の内部に入ってきた時など早急に対応ができます。
雨漏りを放置していると瓦の下の防水シートの劣化が悪化してしまいますが、応急処置することで、シートが破れるなど劣化を遅らせることが可能です。
デメリット
自分で瓦の修理するデメリットは屋根からの転落の危険性や、割れていない瓦を踏んでしまい被害を拡大させてしまう点です。
そのため、基本的には専門業者へ依頼して修理してもらうことが大切です。
瓦の割れを自分で修理する方法
前述したように、瓦のひび割れ修理は基本的には専門業者におこなってもらうことが大切です。
しかし、数枚の瓦が割れてしまった場合は、以下のような応急処置で対応することも可能です。
防水テープを貼る
防水テープで止める方法は、自分で修復するやり方の中でも最も簡単です。
まず、修復したい瓦を抜き取り、下地の損傷がないか確認しましょう。
損傷が無いのであれば、今度は瓦のホコリを拭き取り防水テープを貼ります。
その際、防水テープはなるべくしっかりと貼ってください。 最後に瓦を戻して終了です。
防水テープは、大型ホームセンターなどで簡単に購入できます。
瓦を交換する
瓦の交換作業は簡単ですが、瓦の取り扱いがない業者や瓦の形状を探すのに日数を費やす場合があります。
交換する瓦が見つかったら、後は割れた瓦を引き出して新しい瓦と交換するだけです。
瓦のひび割れ修理に火災保険は適用される?
台風や強風などの自然災害が原因で瓦が割れてしまった場合は、火災保険が適用されることがあります。
雪やヒョウ、落雷の場合も同じです。
ただし、経年劣化の場合には火災保険は適用されません。
自然災害の場合、最大瞬間風速など細かい条件が設定されています。
適用されるか分からない場合は、加入している保険会社あるいは保険代理店に詳細を問い合わせて下さい。
まとめ
瓦が割れてしまうと、瓦のひび割れの部分から雨水が入り、家の内部に侵入してしまいます。
また、そのまま長期にわたり放置しておくと、瓦の下の防水シートが劣化し、家の内部の木材などにも損傷が起き被害がひどくなってしまいます。
瓦の修理は高所作業となり危険な上に、ほかの瓦を割ってしまう可能性もあるため、専門業者に依頼して修理をしてもらいましょう。
*K*
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