2回目の外壁塗装はいつ必要?1回目との違いや注意点について
投稿日:2026年7月11日 更新日:2026年7月27日
外壁塗装は建物の美観や耐久性を維持するために必要な工事で、一度おこなえば終わりというわけではありません。
1回目の塗装後、数年が経って2回目の外壁塗装をおこなう方もいるでしょう。
外壁塗装を1回経験していると何も問題なく進められると思いがちですが、実は2回目の外壁塗装には1回目にはなかった注意点がいくつも存在します。
本記事では、2回目の塗り替えタイミングの目安から費用が高くなりやすい理由、注意すべきポイントまで詳しく解説します。
2回目の外壁塗装はいつおこなう?
2回目の外壁塗装の目安は8~12年が一般的ですが、1回目に使った塗料によって異なります。
塗料によって耐用年数は変わり、ウレタン塗料なら7〜10年、シリコン塗料なら10〜13年、フッ素塗料なら15〜20年を目安に検討しましょう。
ただし劣化状況によっても前後するため、色あせやチョーキング、コーキングのひび割れなどのサインが出たら、目安よりも早めに外壁塗装を検討するのが安心です。
当社の外壁塗装工事については「外壁塗装」をご覧ください。
外壁塗装2回目をおこなうべきサイン
2回目の外壁塗装をおこなう際は、前回の塗料の耐用年数だけで決めるのではなく、外壁の劣化状態も重要な判断材料になります。
以下のような症状が見られたら、業者へ点検を依頼しましょう。
チョーキング現象
外壁の表面を手で触ったときに、白い粉が付着する現象がチョーキングです。
塗膜に含まれる顔料が紫外線などによって劣化して、粉状になって表面に出てきている状態で、防水性が低下し始めているサインになります。
外壁のひび割れ(クラック)
チョーキングを放置し続けると、外壁材がひび割れることがあります。
ひび割れを補修せずに放置すると次第に広がり、雨水が外壁内部に侵入してしまいます。
その結果、建物内部の劣化や雨漏りにつながることがあるため、早めの対応が必要です。
カビ・コケ・藻の発生
日当たりや風通しの悪い箇所には、カビやコケ、藻が発生しやすくなります。
これらが発生しているということは防水性が低下している証拠でもあるため、外壁を守るためにもメンテナンスが欠かせません。
また、美観の面でも見過ごせないポイントになります。
塗膜の剥がれ
塗膜の剥がれは、経年劣化や施工不良などによって生じることがあります。
放置すると防水性が失われて雨水が浸入し、外壁材や建物内部まで傷みが進む恐れがあるため、早めのメンテナンスが重要です。
コーキングのひび割れ・痩せ
サイディング外壁の目地には、雨水の浸入を防ぐためにコーキング材が充填されています。
このコーキングは外壁よりも先に劣化が進みやすい部分で、5~10年程度でひび割れや痩せなどが発生します。
そこから雨水が侵入する恐れがあるため、早めに補修することが大切です。
外壁の劣化症状については「こんな症状には要注意」もご覧ください。
2回目の外壁塗装が高くなりやすい理由
2回目の外壁塗装は単に表面的な塗り替えで済むわけではないため、1回目の塗装よりも高額になりやすい傾向があります。
その理由について詳しく解説します。
補修作業が増えるため
1回目の塗装は比較的劣化が少なく塗膜の劣化に対応するだけで済むことが多いのに対し、2回目の塗装となると築20年以上経過していることになるため、塗膜の劣化に加えて外壁材自体や下地材の傷みにも対応しなければなりません。
そのため、ひび割れの補修や鉄部のサビ止め、木部の補修など、1回目では発生しなかった工事が必要になるケースが増えるのでその分費用が高くなります。
コーキングの打ち替えが必要になるため
サイディング外壁では、目地コーキングのメンテナンスも欠かせません。
1回目は既存コーキングの上から重ねて充填する「増し打ち」で済むことも多いですが、2回目以降の補修では既存のコーキングをすべて撤去してから新しく充填する「打ち替え」が必要になります。
打ち替えでは撤去作業が必要なので、その分費用も上がりやすくなります。
2回目の外壁塗装で注意すべきポイント
2回目の塗装時には築20年以上経過しているため、1回目の外壁塗装よりも外壁材や下地材の傷みが進んでいることが多いです。
1回目の経験があるからといって、2回目の塗装が単に楽になるわけではないのです。
そのため、以下のような確認すべき注意点を押さえておきましょう。
前回の塗料との相性を確認する
塗料には水性・油性、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機などといった種類があり、前回の塗料との相性が悪ければ密着不良を起こし、塗膜の膨れや剥がれにつながることがあります。
また1回目は費用を抑えるためにウレタン系の塗料を選んだ場合、2回目の塗装でフッ素系や無機系などの耐久性の高い塗料に変更することで、塗り替えの頻度を減らすことができます。
前回の工事内容を確認する
前回の塗装工事でもらった見積書や保証書などには、その時に使用した塗料の種類や施工内容が記載されています。
これらの内容を2回目の業者に見せることで、適切な塗料を提案してもらえます。
このように前回どのような塗料を使用したかを把握して、2回目に選ぶ塗料を業者に確認してもらうことが大切です。
劣化が激しい場合は塗装以外も考える
外壁や下地の劣化が激しい場合は、塗装だけでは解決できないこともあります。
特に築20年以上経っている住宅では、内部まで劣化が進んでいることがあり、放置すると雨漏りの原因にもなります。
このような場合は塗装ではなく、外壁の「張り替え」や既存の外壁の上から新しい外壁材を重ねる「カバー工法」などの選択も検討する必要があります。
外壁張り替えについては「サイディング張り替え」をご覧ください。
まとめ
2回目の外壁塗装は8~12年が目安ですが、チョーキングやひび割れなどの劣化サインが出たら早めの検討が必要です。
1回目より補修やコーキング打ち替えが必要になりやすく費用も高くなりがちなので、前回の塗料や工事内容を確認し、劣化が激しい場合は張り替えなども検討しましょう。
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