外壁の劣化症状が現れたら放置は危険!劣化の原因や正しいメンテナンス方法を解説
投稿日:2024年12月14日 更新日:2024年12月29日
「外壁って劣化したらどんな状態になるの?」「外壁が劣化する原因ってなに?」と疑問に思っていませんか?
外壁は建物を保護する役割があるため、劣化を放置すると雨水の侵入や建物の構造的な問題を引き起こす恐れがあります。
そのため、外壁の劣化について把握できると補修費用を抑えられる可能性が高くなります。
そこで本記事では、外壁を正しくメンテナンスするために劣化症状やメンテナンス方法を紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
外壁の劣化症状
外壁の主な劣化症状は以下の通りです。
・変色
・コケ、カビ
・チョーキング
・コーキングの劣化
・ひび割れ
・塗装剥がれ
変色
外壁の変色は塗膜が劣化しているサインです。
塗膜が紫外線や雨風などの自然環境にさらされると、樹脂が劣化してツヤがなくなって、顔料が影響を受けて変色が発生します。
経過観察でも問題ありませんが、放置すると塗膜劣化が進行し、防水機能が失われる恐れがあるので早めの対処が推奨されます。
コケ・カビ
湿気が多い場所では、外壁にコケやカビが発生する場合があります。
主な原因は湿気、日当たりの悪さ、風通しの悪い環境などが挙げられます。
カビやコケが繁殖すると見た目が悪いだけでなく、外壁の強度が低下し最終的には剥がれやすくなる可能性が高いです。
緊急性は高くはありませんが、長時間放置すると建物の劣化が加速する可能性があるため、早めの段階で対処が必要です。
チョーキング
外壁を触った際に白い粉が付くと、チョーキングという症状が発生しており外壁が劣化しているサインです。
チョーキングは、紫外線や雨風などの気象条件によって塗料の樹脂成分が分解され、顔料が粉状になる現象です。
特に外壁を触って手に白い粉が簡単につく場合は、外壁の劣化が進行している可能性があるので、早急な対処で劣化進行を防ぐ必要があります。
コーキングの劣化
外壁材の隙間を埋めるコーキング材の劣化も外壁の劣化症状です。
コーキング材は気温の変化、紫外線の影響、建物の揺れなどが原因で弾力性を失い、ひび割れや肉痩せが発生します。
コーキング材が劣化してひび割れや肉痩せが起きていると、雨水が建物内部に侵入し腐食を引き起こします。
小さなひび割れなら緊急性は低いですが、広範囲にひび割れが発生している場合は劣化が進行している可能性が高いため、早急な対応が必要です。
ひび割れ
塗装にひび割れが発生していると、外壁が劣化しているサインです。
主に、経年劣化によって外壁の耐久性の低下などが原因でひび割れが発生します。
ひび割れが起きていると、建物に侵入した雨水が内部の木材を腐食させる可能性があります。
特に0.3mm以上のひび割れは、雨水が侵入するだけではなく、建物の構造部も損傷している可能性が高いため早急な補修が必要です。
塗装剥がれ
塗装が剥がれて、下地がむき出しになっていると外壁が劣化しているサインです。
紫外線や雨風による影響で外壁との密着性が悪くなり、塗装はがれが発生します。
下地がむき出しになっていると、雨水が直接建物内部に浸透して腐食の原因になってしまいます。
特に、広範囲に下地が見えるような状態になったら、劣化が加速するため早急な補修が必要です。
外壁が劣化する原因
外壁の劣化にはさまざまな原因があります。
主な要因を以下になります。
太陽光(紫外線)
太陽光に含まれる紫外線は、外壁塗装の劣化を引き起こす主な要因です。
長期間紫外線にさらされると塗料に含まれる樹脂が分解するため、塗料の色褪せや塗膜のひび割れを発生しやすくなります。
特に、夏場に日光が長時間当たる南向きの壁は、他の方角の壁面よりも劣化が進みやすい傾向があります。
雨風
雨風は外壁に直接影響を与える原因になります。
特に暴風雨が続くと外壁が水分を吸収し、塗装剥がれやひび割れの原因になります。
雨風が激しかった次の日には、外壁のひび割れや剥がれがないか確認しましょう。
湿気
湿気は、外壁材の内部までダメージを与える可能性があります。
なぜなら外壁内部にこもると、内部の木材が腐食し建物全体の耐久性が低下するからです。
特に、梅雨の時期には壁の湿気に注意が必要です。
塩害
海岸近くの建物では塩害が発生しやすく、外壁が劣化する原因になります。
塩害とは、主に海岸地域で空気中の塩分が建物や構造物に付着して、劣化を引き起こす現象です。
症状がひどくなると外壁が腐食し、ひび割れ、剥離などを引き起こします。
施工不良
初期の施工不良が原因で、外壁の劣化が早まる場合もあります。
なぜなら、施工不良が発生すると、外壁が本来持つべき防水性や耐候性が十分に発揮されなくなるからです。
例えば、塗装の厚みが足りない場合、外壁を保護する層が不十分となり雨水が浸透しやすくなります。
また、接合部のシーリングが適切に施されていないと、ひび割れや隙間が生じ、外壁全体の劣化を促進します。
外壁の劣化を予防するメンテナンス方法
外壁の劣化は避けられないものの、定期的なメンテナンスをおこなうと進行を遅らせられるようになります。
以下に劣化を予防するための方法を紹介します。
高圧洗浄
外壁表面の汚れやコケ、カビは高圧洗浄で除去できます。
汚れが蓄積すると塗膜が劣化しやすくなるため、定期的な高圧洗浄をおこなうと外壁の美観と耐久性を保てるようになります。
しかし、高圧洗浄は水圧が強いため、外壁の素材によってはダメージを与える可能性が高いです。
そのため、作業は専門業者でおこない、適切な水圧でおこないましょう。
コーキングの打ち替え
コーキング材は外壁材同士の隙間を埋める重要な部分です。
劣化が進むと雨水が侵入し、建物の内部構造に深刻な影響を与えるため、定期的なメンテナンスが必要です。
特に、窓やドアの周囲のコーキングがひび割れている場合、早めの打ち替えをおこなう必要があります。
定期点検
専門業者による定期点検は、劣化の早期発見に欠かせません。
定期点検をおこなわないと外壁の劣化に気づかず、重大なトラブルが発生する恐れがあります。
ただし、高所の点検がある場合は落下の恐れがあって危険なため、専門業者に依頼するようにしましょう。
定期的な塗り替え
定期的な塗装は外壁の劣化予防に欠かせません。
塗り替えをおこなわない場合、塗膜が剥がれたり外壁がひび割れたりして、建物内部にまで劣化が進み修繕コストが大幅に増える可能性があります。
塗料の効果が薄れる前に定期的な塗り替えをおこなうと、外壁の耐久性を向上させ、長期的なメンテナンスコストを削減できます。
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まとめ
劣化症状を早期に発見し適切な補修と予防策を講じると、美観と耐久性を保ちながら長期的な費用を削減できます。
もし、外壁の劣化度合いがわからないと思っている人は、専門業者に相談するとよいでしょう。
専門的なアドバイスを受けられるので、建物の耐久性を保つ適切な対策が講じられます。
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