屋根葺き替えのメリット・デメリットって?気になる工程も紹介!

投稿日:2024年10月19日  更新日:2024年11月6日

葺き替えとは、既設の屋根を撤去して新しい屋根に交換する工法です。
屋根のリフォームには葺き替えとカバー工法の2種類がありますが、より適切な方を選ぶためには両方のメリットやデメリットをしっかり把握する必要があります。
本記事では、適切なリフォームがしたいと思っている人に向けて、屋根の葺き替えのメリット・デメリットや工程などを紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。

 

 

屋根を葺き替えるメリット

屋根葺き替えのメリット・デメリットって?気になる工程も紹介!

屋根の葺き替えには、主に3つのメリットがあります。
以下で詳しく解説します。

 

外観を新しくできる

古くなった屋根材は色あせや劣化が進み、建物全体が古びた印象になってしまいますが、葺き替えをおこなって新しい屋根になると外観が新しくなります。
例えば、既存の瓦屋根をガルバリウム鋼板に変更すると、モダンでスタイリッシュな外観に変わります。
葺き替えは屋根材の色やデザインも選べるため、家全体の印象を変えられるのも大きな特徴です。

 

耐震性が高まる

屋根の葺き替えにより、建物の耐震性を向上させられます。
特に、軽量なガルバリウム鋼板やスレートに葺き替えると建物の揺れを軽減し、地震による損害を最小限に抑えられます。
日本は地震が多い国であるので、地震の際に建物にかかる負担を考えるのはとても重要です。

 

建物の寿命を延ばせる

屋根の葺き替えは、建物の寿命を延ばす大きな効果があります。
屋根材の劣化を放置すると雨漏りが発生し、木造部分や断熱材に深刻なダメージを与えますが、葺き替えにより劣化を防げます。
また、屋根材を撤去すると下地の状態も確認でき劣化部分を早期に修繕できるため、建物全体の耐久性が向上し大規模な修理を回避できるようになるでしょう。

 

当社の屋根葺き替え工事については「屋根葺き替え」をご覧ください。

 

 

屋根を葺き替えるデメリット

屋根葺き替えのメリット・デメリットって?気になる工程も紹介!

屋根の葺き替えにはデメリットも存在します。
以下で詳しく解説します。

 

費用が掛かる

屋根の葺き替えは、カバー工法に比べて費用が高額になる傾向があります。
なぜなら、屋根の葺き替えは既存の屋根材を撤去するため、大規模なリフォーム工事になるからです。
特に、葺き替え時に下地の補修が必要になった場合は、追加費用が掛かる可能性もあります。
一方、カバー工法は既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねるため、撤去作業や下地補修が不要で費用を抑えられます。

 

工期が長い

屋根の葺き替え工事は、カバー工法に比べて工期が長くなりやすいです。
葺き替えでは、既存の屋根材を撤去し下地の修繕をおこなう必要があるため、時間がかかります。
また、屋根材を撤去した状態では建物が雨風に直接さらされるため、天候に左右されやすく、雨の日が続くと延長する可能性も高いです。
一方、カバー工法は撤去作業が不要で工期が短縮されるため、天候の影響を受けにくく生活への支障も少なく抑えられます。

 

廃材が多く出る

屋根の葺き替えでは、既設の屋根材を撤去するので多くの廃材が発生します。
例えば、瓦屋根を全面的に葺き替えた際、1軒分でトラック2台分の廃材が出る場合もあります。
特に、瓦やアスファルトシングルなどの重い素材の場合、大量の廃材を処分するための費用や労力がかかりやすいです。
廃材処理は環境負荷の問題もあるため、エコを重視する人にとってはデメリットとなるでしょう。

 

 

屋根葺き替えの工程

屋根葺き替えのメリット・デメリットって?気になる工程も紹介!

屋根の葺き替え工事は、一般的に1週間程度かかる場合が多いです。
以下で、工程を詳しく解説します。

 

①足場の組立

安全性を確保するため、まずは1日掛けて足場を組み立てます。
足場は工事全体の基盤となり、作業員の安全を守るために欠かせません。
特に強風や雨天時の作業は危険を伴うため、安全ネットの設置を怠らずに慎重におこなう必要があります。
また、落下物や騒音も出る可能性もあるので、適切な対策をおこなうと近所トラブルを防げるようになるでしょう。

 

②既設屋根の撤去

次に、既存の屋根材を撤去して下地の状態を確認し、必要に応じて修理をおこないます。
屋根の大きさによりますが、撤去作業には1〜2日かかります。
屋根材の撤去作業は屋根材が落下する必要があるため、周囲に人がいないのを確認して作業を進めるのがポイントです。

 

③野地板増し張り

撤去後は、野地板を補強するために増し張りをおこないます。
野地板とは屋根の下地部分に使われる板で、屋根材を支えるための重要な部分です。
そのため、野地板の割り増しをおこなうと屋根の強度が増し、新しい屋根材の施工が安全におこなえます。
野地板の腐食やカビなどの劣化がないかを確認し、不具合があれば修理するので、野地板の増し張りには1日程度かかる場合が多いです。

 

④ルーフィング敷き

次にルーフィングを敷き、雨漏りを防ぐ防水対策をおこないます。
ルーフィング敷きには1日で完了する場合が多いです。
ルーフィングとは屋根材の下に敷く防水シートであり、雨水や湿気を防ぐ重要な役割を果たします。
この工程がしっかりしていないと後々のトラブルの原因となるため、とても重要な作業です。

 

⑤屋根材張り付け

選んだ屋根材を張り付けていきます。
屋根材の種類や大きさにもよりますが、通常2〜3日かかります。
特に強風時は危険なので、安全な天候で作業するのがポイントです。
屋根材を貼り付けるときはネジや釘をしっかりと固定し、緩みがないか確認すると屋根材の飛散を防ぎやすくなります。

 

⑥屋根板金取り付け

屋根の端や接合部には板金を取り付け、雨水が隙間から入るのを防ぎます。
板金の取り付けは1日で完了する場合が一般的です。
板金は、屋根材と隙間なくしっかりと取り付けるのが重要です。
特にコーキング処理をおこなう部分は、漏水の原因になりやすいため丁寧な作業が求められます。

 

⑦足場解体

最後に足場を解体し、清掃をおこないます。
足場の解体には半日から1日かかる場合が多いです。
足場解体時は、高所作業のためしっかりと安全装備を整え、落下物に十分注意しながら作業を進めるのが重要です。

 

 

まとめ

屋根の葺き替えとカバー工法の選択は、状況に応じて決める必要があります。
葺き替えは雨漏りが頻繁に発生している場合、葺き替えによって下地の修復も同時におこない、問題を根本から解決できるのがメリットです。
そのため、屋根材や下地が著しく劣化している場合に葺き替えが向いています。
一方、カバー工法は一部分を補修するので、屋根材が健全で下地がしっかりしている場合に適しています。
それぞれのメリットをしっかり把握して、適切な方法を選択しましょう。

*K*

 

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