塗装の下塗りが必要な理由は?下塗りの塗料についても解説!
投稿日:2023年8月29日
外壁塗装や屋根塗装に欠かせない工程として、下塗りがあります。
外壁塗装や屋根塗装の際に下塗りを行うのは、どのような理由からなのでしょうか?
この記事では、外壁塗装や屋根塗装に下塗りが必要な理由について詳しく解説します!
また、下塗りの塗料や下塗りの際の注意点についても解説するので、最後まで記事をチェックしてください!
下塗りとは?
下塗りというのは、外壁塗装を行う際に行われる塗装で、一番最初に行われるものです。
下塗りは、外壁や屋根の塗装時はもちろん、付帯部の塗装や防水工事でも行われます。
付帯部は、屋根の軒や鼻隠しといった屋根に付帯する部分や外壁の幕板、水切りなどの他、レンジフードや郵便ポスト、玄関なども含まれます。
外壁や屋根に付帯する部分について、広く付帯部と呼ばれています。
付帯部に関して詳しくご紹介した記事は、こちらからご確認いただけます。
下塗りの工程
下塗りの工程についても見ていきましょう。
下塗りは、外壁塗装や屋根塗装の工程においては、中盤ぐらいに行われる作業です。
以下は、弊社で行っている塗装作業の工程です。
1)仮設足場の設置
2)高圧洗浄
3)養生
4)劣化補修
5)下地調整(ケレン作業)
6)下塗り
7)中塗り
8)上塗り
9)最終確認・工事検査完了
上記でご覧頂いて分かるように、下塗りの作業は、下地の補修や調整が終わった後、最初に行われる作業です。
外壁塗装や屋根塗装の作業の工程の多くは、塗料を塗るまでの準備となっています。
塗装の仕上がりや耐久性を考えると、準備に時間を掛けることが大切なのです。
実は次でも紹介しますが、下塗りも、中塗りや上塗りへの準備の1つでもあります。
弊社の塗装工事の流れや詳細については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
下塗りを行う理由
下塗りを行う理由は何なのか気になりますよね。
下塗りを行う理由はを、以下にまとめてみました。
中塗りや上塗りの塗料をしっかり密着させるため
下塗りをせずに、いきなり中塗りを行うと、塗料がしっかり密着しない可能性があります。
下塗りの塗料には、塗料をしっかり密着させる性能があります。
また、錆び止めが含まれている下塗りの塗料なら、下地にサビが起きることを防ぎます。
下塗りの塗料が下地をしっかりと守ってくれるので、塗料が密着し、すぐに剥がれてしまう心配がありません。
傷んだ素材に塗料が吸い込まれてしまうのを防ぐ
下地が傷んでいる場合は、いきなり塗料を塗ると、塗料がどんどん吸い込まれ、もったいないことになってしまいます。
下塗りを行っていれば、仕上げ用の塗料が吸い込まれてしまう心配がありません。
中塗り・上塗りの塗料が外壁などに吸い込まれてしまうと、コストパフォーマンスも良くないです。
ムラのない仕上がりにするため
下塗りを行うことで、下地の状態を滑らかにすることができるため、中塗り・上塗りがムラのない仕上がりになります。
外壁や屋根の塗装は、何年にもわたってお住まいの美観を守るものなので、塗装の過程でムラができるのはよくありません。
ムラのない仕上がりにするためには、下塗りはもちろん、その前の高圧洗浄や下地の補修、ケレン作業なども重要になってきます。
ケレン作業の役割や語源などについて詳しく紹介した記事は、こちらからご確認いただけます。
下塗りに使用する塗料
下塗りに使用される塗料についても解説しましょう。
下塗りに使用される塗料には、主に以下のものがあります。
プライマー
プライマーは、一番最初に塗る塗料という意味で、次に紹介するシーラーやフィラーも含めて、プライマーと呼ばれることがあります。
つまり、下塗りの塗料はすべてプライマーという言い方もできます。
プライマーには、防錆や粘着性、浸透性導電性などの性能が付加されたものもあります。
たとえば、鉄が素材の下地なら、防錆機能が付加されたプライマーを使用します。
シーラー
シーラーは、シールするという意味があり、塗装表面と上塗り塗料との密着性を高める役割があります。
また、塗装面にシーラーを染みこませることによって、中塗りや上塗りが吸い込まれることを防ぎます。
シーラーの吸い込みが多い場合は、下塗りが1度だけではなく2度や3度になることもあります。
フィラー
フィラーは、詰め物、充填材などの意味がある言葉で、下地の凹凸を滑らかにしする役割を担っています。
凹凸の補修が主な目的なので、基本的には厚塗りになります。
フィラーを塗布する場合は専用のローラーを使用します。
サフェイサー
サフェイサーは、下地の小さな傷を埋める役割を担った塗料です。
サフェイサーを塗布して下地を調整することにより、塗りムラを防いだり、上塗りの発色を良くしたりします。
下塗りを行う際の注意点
下塗りを行う際の注意点について、以下にまとめました。
下地の補修を行ってから下塗りを行う
下塗りを行う際には、下地の補修をしっかり行ってからにしましょう。
下地の補修がきちんとできていない上に下塗りを行うと、塗料が剥がれやすくなったり、塗りムラができる現任にもなります。
また、下地補修を後から行う施工業者もあるようですが、雨が降った場合には、外壁に雨が浸透し、劣化する原因にもなります。
外壁を雨水から守るためにも、下地の補修は下塗り前に行うようにしましょう。
弊社では、下地処理には特にこだわっていますので、外壁塗装をお考えの際にはぜひご相談ください。
下塗りの塗料の量は、指定通りにする
下塗りに使用する塗料の量は、塗料によって指定されています。
それよりも多かったり少なかったりしてもいけません。
塗料が指定している通りに施工しましょう。
塗料の指定通りにしっかりと乾燥させる
下塗りの塗料には、乾燥させる時間も指定されています。
下塗りの塗料は、この乾燥時間もきちんと守って施工することによって、性能を発揮させることができます。
中途半端な乾燥の状態で中塗りの塗料を塗布すると、塗装が失敗してしまう可能性もあります。
下塗りは塗装の仕上がりに関わる大事な作業!
外壁塗装や屋根塗装の下塗りについて紹介してきました。
下塗りは、塗装の仕上がりを左右する重要な工程です。
弊社では、下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りを徹底していますので、外壁塗装・屋根塗装をお考えの際には、安心してお任せ下さい!
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