外壁塗装で必須のケレンって何語?どんな役割があるの?

投稿日:2023年7月2日

外壁塗装では、ケレンという作業を必ず行います。

 

ケレンという少し変わった言葉は、何語なのでしょうか?

 

また、ケレンがどのような作業なのかも気になるところです。

 

この記事では、ケレンの語源や作業の詳細、ケレンをすることによるメリットなどについてご紹介するので、最後まで記事をチェックして下さい!

 

ケレンって何語?

まずはケレンの語源から見ていきましょう。

 

ケレンの語源はについては、英語の「クリーン」が訛って「ケレン」になったという説が有力のようです。

 

ケレンという言葉が使われ始めたのは明治時代とされ、外国人の技術者が日本人に「クリーン」と言ったのを「ケレン」と聞き間違えたとも言われています。

 

ケレンの語源の真相がどうかは分かりませんが、ケレン作業は、「ケレン清掃」とも言われ、塗装前に塗装部を綺麗に掃除する作業でもあります。

 

弊社で行った外壁塗装のケレン作業の様子は、こちらからご確認いただけます。

 

外壁塗装のケレンはどんな作業?

 

 

 

外壁塗装でのケレン作業がどういう作業なのかについて詳しく見ていきましょう。

 

外壁塗装のケレン作業は、表面の汚れを取る清掃的な役割と、表面にわざと小さな傷を付ける役割を担っています。

 

鉄が含まれる素材の場合は、サビを取り除く作業もケレンといいます。

 

鉄の素材だけではなく、木の素材にも、ケレンは行います。

 

ケレンが行われるタイミングは、高圧洗浄を行い、ひび割れの補修などの下地処理を行った後が多いです。

 

 

ケレンをするメリットは?

 

外壁塗装でケレンを行うメリットについても見ていきましょう。

 

外壁塗装でケレン作業を行うことには、以下のようなメリットがあります。

 

塗料を長持ちさせることができる

 

ケレンを行うことのメリットとしては、塗料を長持ちさせることがあげられます。

 

ケレンを行って下地の凹凸や汚れなどを取り除くことで、塗膜が剥がれにくくなります。

 

また、鉄部の場合、サビが残っている状態で塗装をすれば、塗装を行ってもサビが浸食してしまう可能性があります。

 

そのため、ケレンはしっかりと丁寧に行う必要があります。

 

弊社では、塗装だけではなく、下地処理やケレンにも力を入れており、こだわりを持って施工しています。

 

塗料をしっかり接着させる

 

ケレンを行うことの目的の1つに、塗装部に小さな傷を付けることがあります。

 

この小さな傷を付けることによって塗料がしっかりと接着し、剥がれにくくなります。

 

つるつるの塗装面に塗料を塗っても、塗料の接着は弱いです。

 

塗料がひっかかるような小さな傷を付けることで、しっかりと接着してくれます。

 

塗装部にあえて傷を付け、塗料が剥がれにくくなる効果は、アンカー効果とも呼ばれています。

 

塗装の仕上がりが美しくなる

 

外壁塗装でケレンを行えば、塗装の仕上がりが綺麗になります。

 

ケレンを行って錆びや汚れ、凹凸などをなくしていなければ、塗料を塗っても異物や汚れがあることが分かってしまいます。

 

せっかく綺麗に塗装しても、でこぼこがあったり、サビや汚れが見えていては台無しです。

 

塗装の仕上がりを美しくするためにも、ケレンを丁寧に行うことが大切です。

 

ケレンをしないで塗装するとどうなる?

 

ケレンをしないで塗装を行うとどうなるかということについても、見ていきましょう。

 

ケレンをしないで塗装を行えば、以下のようなことが起こる可能性があります。

 

塗装がすぐに剥がれてくる

 

ケレンをしないで塗装を行うと、たとえ耐用年数が10年の塗料でも、僅か2、3年で剥がれてきてしまう可能性があります。

 

塗料が耐用年数まで剥がれずに持つのは、ケレンや下地処理をきちんと行うからです。

 

これらの工程を省いたり、手抜きをすると、塗料は耐用年数が来るまで持たないことが多いです。

 

塗装をしても、見た目が綺麗にならない

 

ケレンを行わなければ、せっかく良い塗料で塗装をしても、見た目が綺麗になりません。

 

ケレンでしっかりと汚れを落とし、凹凸やサビをなくしてこそ、塗装が綺麗に仕上がります。

 

ケレンは塗料を塗るのとは違って地味で手間のかかる作業ですが、絶対に省いてはいけない作業でもあります。

 

錆び止めを塗っても、サビが出てくる

 

ケレンをきちんと行わなければ、たとえ下塗りで錆び止めの塗料を塗ったとしても、サビが発生してしまうことがあります。

 

ケレンでしっかりとサビを落とすことによって、錆び止めもその性能を発揮することができます。

 

耐用年数を超えて塗料が劣化してくればサビが発生することはありますが、ケレンを行っていなければ、塗料の耐用年数前にサビが発生し、再び塗装を行う必要が出てきます。

 

ケレンを省略する塗装業者に注意

 

塗装会社の中には、ケレンを省略して塗装を行う会社もあります。

 

見積もりに「ケレン」の項目がない場合は、ケレンをきちんと行うのかどうかを業者に確認しましょう。

 

もしもケレンを行わないという返答なら、別の塗装会社を選んだほうが良いです。

 

たとえ安くても、すぐに塗装が剥がれてしまうようでは、かえって高く付いてしまいます。

 

外壁塗装の会社を選ぶ際に気をつけるべき点については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

 

ケレンに使う道具は?

 

ケレンに使用する道具についても見ていきましょう。

 

ケレンで使用する主な道具には、以下のものがあります。

 

サンドペーパー

 

サンドペーパーは、つるつるの塗装面に小さな傷をつけたり、塗装部の汚れやサビなどを落とすのに使用します。

 

ケレンパッド

 

ケレンパッドは、サンドペーパーでは取れないサビを落とすのに使用します。

 

触るとガサガサのスポンジのようなもので、広範囲のケレンが行えます。

 

ディスクサンダー

 

しつこいサビや広範囲のサビを落とすなら、ディスクサンダーが便利です。

 

円盤型の研磨紙を回転させる機械なので、手作業よりも効率的にケレンを行うことができます。

 

スクレーパー

 

金属でできたヘラで、古い塗料を剥がしたり、サビを落としたりするのに使用します。

 

細かい部分にも対応できるので、凹凸のある箇所や端っこなどのケレン作業にも便利です。

 

ワイヤーブラシ

 

ブラシ部分が金属で出来ており、サビや汚れを落とすのに便利な道具です。

 

特に丁寧に作業を行う必要がある部分に使用します。

 

ケレンは英語の「クリーン」が訛った説が有力!

外壁塗装のケレン作業についてご紹介してきました。

 

ケレンの語源は、英語の「クリーン」が訛ったという説が有力です。

 

ケレンを行うことによって、塗装を長持ちさせ、見た目も美しくすることができます。

 

弊社では、塗装の際には必ずケレン作業を行い、塗料が最大限性能を発揮できるようにしています。

 

外壁塗装をお考えの際は、ぜひ弊社の無料診断をご利用下さい!

 

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