ケラバと破風板ってどう違う?それぞれの役割とメンテナンス方法も調査!
投稿日:2023年3月4日
屋根にはいくつものパーツがありますが、ケラバと破風板の違いが分かりにくいという人が多いです。
ケラバと破風板はどのように違うのでしょうか?
この記事では、ケラバと破風板の違いの他、それぞれの役割についても調査しました。
また、ケラバと破風板のメンテナンス方法についてもご紹介するので、最後まで記事をチェックしてください!
ケラバと破風の違いについて
まずは、ケラバと破風板の違いから見ていきましょう。それぞれの違いについて、以下にまとめました。
ケラバとは
ケラバというのは、屋根の妻側の端の部分を指す建築用語です。
屋根のパーツで、雨樋が設置されている部分の先端は、軒や軒先と呼ばれます。
ケラバは、軒先のように、雨樋と隣接していない妻側の屋根の端ということになります。
雨樋がついていない屋根の先というとわかりやすいかもしれません。
上記イラストでは、三角に見える側が妻側、長方形に見える方が軒側です。
妻側の端がケラバと呼ばれるようになった理由は、形が昆虫の羽根に似てるということからで、漢字では「螻蛄羽」と書きます。
破風板とは
破風板というのは、ケラバに隣接して設置されている板のことで、ケラバよりも屋根の外側にあるパーツです。
屋根の妻側の側面の壁は「破風」と呼ばれており、破風を囲むように取り付けられた板のことを破風板と呼びます。
破風板は、「風を破る板」と書きますが、雨風を防ぐ役割があることから付けられた名称ではないかと考えられています。
ケラバと破風の役割は?
ケラバと破風板の役割についてもそれぞれ見ていきましょう。ケラバと破風板にはどのような役割があるのでしょうか?
ケラバの役割
ケラバの役割には、家屋を直射日光から守るというものがあります。ケラバが屋根から少し突き出ていることによって、ひさしの役割派を果たし、外壁などを紫外線から守ります。
また、ケラバには、風から屋根を守る役割もあります。さらにケラバには、雨から家屋を守るという役割もあります。屋根からケラバが突き出ていることによって、家屋に直接当たる雨を減らすことが可能です。
破風板の役割
破風板の大きな役割としては、その文字の通り、風を除けるというものがあります。
弱い雨なら屋根だけで守ることができますが、四方八方から打ち付けるような激しい雨の場合、破風板があることによって、雨水が屋根の中に入ることを防げます。
また、破風板は、万が一の火災の際、延焼を防ぐという役割もあります。屋根裏まで火がまわってしまうと、あっという間に家屋は焼け落ちてしまいます。破風板があることによって、屋根裏に火がまわるのを遅らせ、延焼を防ぐことができます。
ケラバと破風のメンテナンス方法は?
家屋にとって大切な役割を果たすケラバと破風板ですが、メンテナンス方法はどのようにすれば良いのでしょうか?ケラバと破風板のメンテナンス方法について調べてみました。
ケラバのメンテナンス方法
ケラバのメンテナンス方法は、使用されているパーツによって異なります。
ケラバと水切り金具が一体となっているパーツの場合、10年程度はメンテナンスの必要がありません。
スレート屋根のケラバは、屋根を外してみないと劣化具合が分かりません。
そのため、屋根の定期的な検診を行ってもらうことが必要です。
瓦屋根の場合は、ケラバ部の瓦が浮いてきているなどの症状が見られた場合、土台の補強などのメンテナンスが必要です。
瓦屋根の場合は、ケラバ部を目視で確認することが可能ですが、やはりプロの目でしっかりと確認してもらうことが大切です。
弊社では、屋根・外壁のプロの診断士による無料診断を行っていますので、お気軽にご相談ください!
破風板のメンテナンス方法
破風板のメンテナンス方法についても見ていきましょう。
破風板のもっともお手軽なメンテナンス方法としては、塗装という方法があります。塗装を施すことによって耐久性や防水効果などが高まり、美観もアップします。
弊社では、破風板の塗装によるメンテナンスも行っておりますので、お気軽にご相談ください!
また、破風板が木材の場合は、時間と共に劣化することを防ぐのは難しいです。
そのため、破風板を耐用年数の長いガルバリウム鋼板でカバーするという方法でメンテナンスするのもおすすめです。
ガルバリウム鋼板で破風板をカバーすることで、耐久性だけではなく、耐火性もアップさせることが可能です。
弊社の屋根のカバー工法については、こちらの記事で紹介していますのでご参照ください。
カバー工法は、ある程度、破風板がちゃんとした状態で残っている場合に有効なメンテナンス方法です。
もしも破風板がかなり劣化している場合は、破風板の交換が必要になります。
カバー工法なら料金もリーズナブルですが、破風板の交換が必要になる場合、カバー工法よりは高くなってしまいます。
屋根や外壁は、築8年から10年を目処に点検するのがおすすめです。
弊社では、屋根も外壁も無料でプロによる診断を行っていますので、築10年前後の家にお住まいの方は、ぜひご利用ください!
ケラバと破風板には、それぞれ屋根と家屋を守る役割がある!
ケラバと破風板の役割やメンテナンス方法について紹介してきました。
ケラバも破風板も、妻側にある屋根のパーツのことで、どちらも屋根や家屋を守るために大切な役割を果たしています。
ケラバや破風板がその性能を発揮するためには、定期的なメンテナンスが必要です。
屋根や外壁は、築8年〜12年程度でメンテナンスを行うのがおすすめ。
弊社では、どの部分のメンテナンスが必要で、どの部分が必要ないのかなど、詳細にご提案させていただきますので、まずは無料診断をご利用ください!
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