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ベランダや駐車場などの屋根に使用する波板。

 

波板の素材はどれがおすすめなのでしょうか？

 

屋根は雨風や紫外線に晒されるので、メリットとデメリットをしっかり把握して素材を選ぶ必要があります。

 

この記事では、波板におすすめの素材について徹底調査しましたので、最後まで記事をチェックしてください！

 

波板とは？

 

波板というのは、上記のイラストのように、波のような形状をした板のことです。

 

波板は、ベランダの屋根や駐車場の屋根、物置の屋根などの素材として使用されます。

 

波板が屋根素材として優秀なのは、波のような形状が強度を高めているからです。

 

家屋の屋根ほどの丈夫さはないものの、素材によってはかなりの強度があります。

 

また、家屋の屋根とは異なり、波板の屋根は、かなり安価です。

 

そのため、もしも破損したり劣化した場合も、気軽に取り替えることができるのがメリットです。

 

弊社で波板を取り扱った工事については、こちらの記事で紹介しています。

 

波板の素材はどんなものがある？

 

波板にはいくつかの素材があります。

 

素材によって、波板の価格や耐久性などが異なります。

 

波板の素材には、以下のようなものがあります。

 

波板の素材	特徴
ポリカーボネート	ポリカーボネート樹脂を原料としたプラスチック素材。略してポリカとも呼ばれる。耐衝撃性や耐久性、透明度に優れ、紫外線にも強い。耐熱性も高く、－40℃～125℃まで耐えられるので、屋外に使用する素材として最適。強度はアクリルの30倍。耐用年数は15年以上。
塩化ビニル	塩化ビニルを原料とした合成樹脂。ポリ塩化ビニル、塩ビなどとも呼ばれる。燃えにくい難燃性で、価格が非常に安いのが特徴。耐用年数は2〜3年と短いので、短期間でのメンテナンスが必要になる。
塩化ビニル（ガラスネット入り）	塩化ビニルとガラスネットを複合化した素材。塩化ビニルよりも上部で劣化しにくく、色あせもしにくい特徴がある。耐用年数は4〜5年で、塩化ビニルよりはやや長い。
ガルバリウム	鋼板に、亜鉛とアルミ、シリコンを付着させて作られたもの。耐用年数が20年以上と長いのが特徴。鋼板でありながらサビに強く、耐久性、熱反射率にも優れ、屋根材としては最適。デリケートで扱いが難しい部分があるので、扱いに慣れた業者に依頼するのが望ましい。また、価格は他の素材よりも高め。
トタン	薄い鉄で作られており、亜鉛でメッキされている素材。耐用年数は5年〜7年。サビに弱く、潮風が当たる場所では特に錆びやすい。

 

波板の素材でおすすめは？

 

波板の素材としては、価格や加工のしやすさ、扱いやすさなども考慮すれば、ポリカーボネートがもっともおすすめできます。

 

実際に、駐車場やベランダ屋根の素材として、ポリカーボネートは多くの現場で使用されています。

 

ポリカーボネートの波板のメリットとデメリットについて、詳しく見ていきましょう。

 

ポリカーボネートの波板のメリット

ポリカーボネートの波板の最大のメリットは、強度が高いということです。

 

ポリカーボネートの強度は、ガラスの200倍、塩化ビニルの20倍とも言われています。

 

さらに加工がしやすいということも、波板の素材としては嬉しいポイント。

 

さまざまな形状の屋根の素材として使用することができます。

 

また、耐候性が高いので、日光や雨などにも強く、屋根材としては最適な性能を備えています。

 

耐用年数も長く、10年〜15年となっているので、家屋のメンテナンス時に同時にメンテナンスすれば大丈夫です。

 

さらに、ポリカーボネートは非情に軽くて価格も安価なため、DIYの素材としても人気を集めています。

 

ポリカーボネートの波板のデメリット

 

ポリカーボネートの波板のデメリットについても見ていきましょう。

 

ポリカーボネートには、屋根材としてのデメリットはほぼありません。

 

ただ、一つデメリットをあげるとすれば、ポリカーボネートには表裏があるということです。

 

表裏を間違えて使用すると、強度や性能などがしっかり発揮されなくなってしまうので、気をつける必要があります。

 

波板の料金を調査！

 

波板の料金についても、見ていきましょう。各素材ごとにおおよその波板の料金をまとめました。

 

波板の素材	料金（縦1820mm×横655mmサイズ1枚分）
ポリカーボネート	1,100円〜1,300円程度
塩化ビニル	600円〜800円程度
塩化ビニル（ガラスネット入り）	1,500円〜1,800円程度
ガルバリウム	2,000円〜4,000円程度
トタン	700円〜800円程度

 

料金だけをみると、もっともリーズナブルなのは塩化ビニルで、その次がトタンです。ただ、塩化ビニルもトタンも耐用年数が短く、耐用年数を考えると、ポリカーボネートが圧倒的に屋根素材としてはおすすめだというのが分かります。

 

弊社では、完全自社施工で行っているので、ハウスメーカーよりも2割から3割お安く工事を承ることができます。

 

駐車場やベランダ屋根などの張り替えのご用命も、お気軽にご相談ください！

 

波板をDIYで使うことは可能？

 

 

波板をDIYで使用することは可能なのでしょうか？

 

波板、特にポリカーボネートの場合は、扱いやすい素材ということもあり、ホームセンターなどでも手頃な価格で販売されています。

 

ですので、DIYで使用することは可能です。

 

駐車場の屋根などの比較的低い位置にある場所なら、DIYでメンテナンスをすることはできるでしょう。

 

ただ、高所の作業の場合は、専門の業者に依頼するのがおすすめです。

 

高所での長時間の作業は危険を伴いますので、よほど慣れた人でないと難しいかもしれません。

 

弊社では、駐車場やベランダ屋根の工事も承っておりますので、お気軽にご相談ください！

 

波板は耐衝撃性・耐熱性が高いポリカーボネートがおすすめ！

 

波板の素材についてご紹介してきました。

 

駐車場やベランダ屋根などで使われる波板には、ポリカーボネートや塩化ビニルなど、さまざまな素材があります。

 

価格や耐用年数、扱いやすさなどを考えると、波板の素材はポリカーボネートがおすすめです。

 

弊社では、ポリカーボネートの波板を利用した工事も承っておりますので、お気軽にご相談ください！

 

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