雨漏りは何が原因で起こる?防ぐための予防策とは?

投稿日:2025年6月14日  更新日:2025年6月25日

雨漏りは一度発生してしまうと、建物の構造自体に大きな被害を与えてしまうことがあります。
そのため、発生させないための予防策をおこなうことが、最も長期的かつ経済的に効果的があります。
雨漏りは住宅において深刻な問題なので、どこで発生することが多いのか、何が原因で発生するのかを理解しておくことが必要です。
雨漏りの原因を理解することは、適切な対策を講じるために不可欠になります。

本記事では、雨漏りの原因や防ぐための予防策について詳しく解説します。

 

 

雨漏りが発生する原因

雨漏りは何が原因で起こる?防ぐための予防策とは?

雨漏りはさまざまな場所で、さまざまな原因によって発生します。

 

屋根材の劣化

屋根は常に風雨にさらされているため、雨漏りの原因として多い場所になります。
瓦屋根の場合は、瓦にひび割れや欠け・ズレなどが発生することがあります。
スレート屋根では経年劣化によって防水機能が低下して、ひび割れた箇所から雨水が浸入してしまうと雨漏りに発展してしまいます。
また、施工不良も雨漏りの原因となることがあります。
屋根材にズレがあったり、防水シートやシーリングの施工不良があったりすると、屋根材に隙間が生じて雨漏りが浸入してしまうのです。

 

外壁材のひび割れ

外壁材も常に外気にさらされているため、屋根同様に経年劣化によってひび割れが発生してしまいます。
このひび割れ箇所から雨水が入り込んでしまうと雨漏りが発生し、最悪の場合は建物内部の腐食につながることもあります。
サイディングボードの場合は、ボードの反りが雨漏りの原因となることもあります。

 

シーリング材の劣化

外壁の目地や窓のサッシ周りに使用されるシーリング材には、内部への雨水の浸入を防ぐ役割があります。
そのため、シーリング材にひび割れや剥がれなどが発生してしまうと、そこから雨水が浸入し建物内部への漏水を引き起こします。
とくにサッシ周りのシーリングが劣化してしまうと、雨漏りにつながりやすいため注意が必要です。

 

ベランダの劣化

雨漏りと聞くと屋根が原因と思いがちですが、実はベランダも雨漏りの主要な原因の一つです。
ベランダは紫外線や雨風などの影響を直接受けるため、劣化が進みやすい場所です。
必ず防水工事が施されていますが、耐用年数を超えるとさまざまな劣化が発生します。
そしてメンテナンスを怠ると、劣化箇所からの雨水の浸入によって雨漏りが発生してしまうのです。
防水層の劣化が雨漏りの原因になることが多く、防水層がひび割れたり剥がれたりしてしまうと、そこから下地に雨水がしみ込んでしまいます。

 

雨樋の詰まりや破損

雨樋は雨水をスムーズに地上に排水するためのもので、もし雨樋に詰まりや破損がある場合は、雨水を適切に排水することができません。
雨樋が正常に機能しないと、外壁材から建物内部へ雨水が浸入してしまう可能性があるのです。

 

自然災害

自然災害によって雨漏りが発生することもあります。
台風や強風による飛来物が屋根や外壁を損傷させたり、地震によるひび割れや隙間の発生が雨漏りの原因となります。

 

 

雨漏りを防ぐための予防策

雨漏りは何が原因で起こる?防ぐための予防策とは?

雨漏りを未然に防ぐためには、定期的な点検やメンテナンスが必要不可欠です。
適切な予防対策をおこなうことで、建物の寿命を延ばして快適な住環境を維持することができます。
雨漏りを防ぐための効果的な予防策について解説します。

 

屋根・外壁の定期的な点検

年に1、2回、屋根や外壁の状態を確認することが重要です。
屋根材にズレやひび割れ、欠けがないかをチェックし、外壁にひび割れや変色、コケやカビなどが発生していないか定期的にチェックします。
とくにシーリング材の状態を確認するのが重要で、シーリング材にひび割れや剥がれがある場合は早期の補修が必要です。
このように、自分で定期的にチェックすることで早期に劣化を発見することができます。
ただし、屋根に登って確認するのは危険なので、屋根の点検や目視確認が困難な箇所は専門業者に依頼するようにしましょう。
小さな劣化や損傷を見逃さないためにも、定期的な点検は欠かせません。

 

雨樋の清掃

雨樋は雨水を適切に排水するために重要な装置で、落ち葉やゴミなどが溜まりやすい箇所でもあります。
落ち葉によって詰まりが起きてしまうと雨樋が正常に機能しないため、年に数回、清掃をおこなうことが大切です。
落ち葉やゴミを除去して、歪みや破損がないかもチェックします。
雨樋も高所での作業になるため、脚立やはしごなどを使うなど安全対策をすることが大切です。
少しでも不安な場合は無理をせずに専門業者に依頼しましょう。

 

屋根材の補修

点検をした際、屋根材に劣化が見つかったら早期に補修をおこないます。
塗装によって防水性能を回復し、場合によっては部分交換なども効果的です。
まだ劣化が進んでいない段階で補修をすることで、大規模な工事を避けることができ、コストを抑えて効果的な予防をすることが可能です。

 

防水工事

防水工事は雨水から住宅を守るための工事です。
しかし、時間の経過と共に防水層は劣化していくため、10~15年程度を目安として定期的なメンテナンスをおこなうことが重要になります。
防水効果のある塗料を塗って防水層を形成し、雨水が内部に染み込まないようにします。
このように定期的な防水工事によって、雨漏りから建物を守ることができます。
また、建物の環境や使用している材料によって劣化速度は異なるため、専門業者による適切な施工が必要です。

当社の防水工事については「屋上・ベランダ防水工事」をご覧ください。

 

シーリング材の打ち替え

外壁の継ぎ目やサッシ周りのシーリング材は、5~10年ほど経過すると劣化してきます。
劣化箇所から雨水が浸入してしまうと雨漏りに発展するため、シーリング材の打ち替えが必要です。
古いシーリング材を完全に撤去して新しいシーリング材で充填することで、雨水の浸入を防ぐことができます。

 

 

まとめ

雨漏りはさまざまなことが原因となって起こります。
また、1つの要因だけでなく複数の要因が組み合わさって発生することもあります。
早期発見と適切な対応がとても重要で、それによって被害の拡大を防ぐことが可能です。
そして、雨漏りを未然に防ぐためには定期的な点検とメンテナンスが不可欠です。
大規模な工事にならないためにも、点検や適切なメンテナンスをおこないましょう。

*K*

 

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