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センターサイディングは「表面材」・「断熱材（芯材）」・「裏面材」を一体成型した三層構造。
耐食性に優れた表面材、断熱性・遮音性に優れた芯材、外壁材の強度を高めるとともに輻射熱を反射する裏面材が一体となることで、お住まいを様々な外的要因から守ります。

また、片側を固定し他方を嵌合する形式になっていることで、地震時には嵌合部がスライドし、免震効果があります。
これにより、モルタルやコンクリートのように、地震でひび割れが起こることを防ぐことができます。

18mmの厚さが高い遮音性能を発揮します。
特にカバー工法によるリフォームの場合、従前の外壁とセンターサイディングで壁が二重になるため、外部からの騒音をさらに軽減することが可能です。

センターサイディングでは、水分を吸収しない塗装高耐食GLめっき鋼板を使用しています。
一般的な外壁材のように、付着した水分が凍結・融解を繰り返すことで起こる基材の劣化（＝凍害）も発生しません。
寒冷地でも安心してご使用いただけます。

外壁材の裏面に通気層と呼ばれる空気の通り道を設け、湿気・熱を排出することで壁体内の結露を防ぎます。
外装材にとって水分は大敵です。通気工法を用いることで、住宅の耐久性を向上させ、同時に冷暖房の効率アップにもつながるのです！

フッ素塗装高耐食GLめっき鋼板は、フッ素樹脂特有の強靭な分子結合力で被膜が形成されています。
結合エネルギーが紫外線エネルギーよりも強く、一般的な塗装鋼板よりも強固に外壁材を守ります！

さらに、紫外線に強いことから10年間の変色・褪色保証を実現。
一般的な外壁材では5〜7年で塗装の必要が生じるとされていますので、プレミアムシリーズがいかに過酷な屋外環境に強いかがわかります。

フッ素塗装高耐食GLめっき鋼板は遮熱性能にも優れています。
一般的な鋼板とフッ素塗装高耐食GLめっき鋼板の裏面温度を実験で比較すると、なんと約10℃もの差がありました。
日射反射率が高く、温度上昇の原因となる太陽のエネルギーを効率よく反射することで、屋内温度の上昇を大幅に軽減する効果が見込まれます。

特に、一般的には高温になりやすい濃色であるブラック・ブラウンの2色で高い効果を発揮します。
濃色を使ったシックな外装に憧れている方にはおススメです。

プレミアムシリーズの多くの商品で、特注長さへの対応が可能です。
対応寸法の範囲であれば、10mm単位で長さの発注ができるため、接合部に継ぎ目のない一体感のある外観が実現できます。

プレミアムシリーズは、優れた意匠が豊富に取り揃えられているのが大きな特徴です。
金属の質感を活かしたライン柄のほか、木目調、石積柄、塗壁風といった温かみのある意匠、木の葉柄などの個性的なデザインもあります。
カラーバリエーションも多彩なので、好みに合わせて選ぶことができます。

ニチハ株式会社のプレミアムシリーズは、カバー工法（重ね張り工法）にも適しています。

カバー工法は、塗装よりは高額となりますが、張り替えと異なり自宅にお住まいになりながらの工事が可能です。
外壁を剥がすことがないために廃材が少なく、工期も短くなります。
さらに外壁が二重になるため、遮音・断熱効果の向上が期待できます。
紫外線に強く軽量なプレミアムシリーズは、カバー工法のメリットを最大限に活かすことができる外壁材だと言えるでしょう。

もちろん、張り替えにもぴったりです。
お住まいの状況に合ったご提案が可能ですので、高性能かつ優れた意匠のプレミアムシリーズをぜひご検討ください！