外壁塗装の下地処理は必ずするべき?作業内容や重要性についても解説

投稿日:2025年4月19日  更新日:2025年4月24日

外壁塗装をするときに、いきなり塗装を始めると思っていませんか?
実は本塗りをする前に下地処理という作業があります。
身近な例だと、プラモデルでも表面削りや吹き付けなどの下地処理をすると、塗装の塗り具合が良くなったり作品の仕上げがきれいになったりします。
同様に、外壁塗装にも下地処理の施工作業が大切です。

「外壁塗装の下地処理はお金も掛かるし節約できないかな」「そもそも作業内容は何だろう」など悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、外壁塗装の下地処理の必要性や作業内容を解説します。

 

 

外壁塗装の下地処理とは

外壁塗装の下地処理は必ずするべき?作業内容や重要性についても解説

外壁塗装の下地処理とは、本塗りをする前の処理作業全般を指します。

家の外壁は強い紫外線や雨風を受け、時間の経過とともに痛みが進行しています。
また外壁は永久保証ではなくメンテナンスが必要で放置していると、雨漏りや家の寿命に悪い影響が起きるかもしれません。
そのため定期的な外壁塗装が必要で、そのときに必ず下地処理が必要になってきます。

外壁塗装の下地処理はもともと塗ってある古い塗装部分の洗浄や、へこみの穴埋めやサビやひび割れなどをきれいに処理したりする行程です。

 

下地処理については「施工の際の下地処理」をご覧ください。

 

 

外壁塗装の下地処理の重要性

外壁塗装の下地処理は必ずするべき?作業内容や重要性についても解説

そもそも外壁塗装は、家が長持ちするための耐久性や雨風などに対する耐水性を高めるのが主な役目です。
仮に外壁塗装の下地処理を怠ってしまうと、家の性能を最大限発揮できなくなってしまいます。
家は長年住み続けるのはもちろん、資産価値を保つためにもメンテナンスが必要です。
外壁塗装の下地処理は、大切な家のためにも欠かせない作業です。

 

 

外壁塗装の下地処理が必要な理由3つ

外壁塗装の下地処理は必ずするべき?作業内容や重要性についても解説

外壁塗装の下地処理が必要な理由は主に3つです。
順番に解説します。

 

作業中の塗装ムラや塗装不良を防ぐ

外壁には時間が経つとひび割れ・クラック、日当たりの悪い部分に苔などの汚れが発生してきます。
そうしたひびや汚れなどをそのまま放置すると、塗装のムラや塗装が全体に行き渡らないなどの弊害が出てきてしまうかもしれません。
塗装のムラや塗装不良は、塗料が持っている本来発揮される性能の妨げになります。
しっかり全体に塗装を行き渡らせるためにも、外壁塗装の下地処理は必要です。

 

塗料本来の性能を発揮させる

塗装作業には外壁自身の性能にプラスして、耐久性や耐水性などを高めて家を保護する役目があります。
塗料によって発揮する性能が異なり、自分の家の用途や立地条件などによって選択が可能です。
最近では、セルフクリーニング機能の塗料などさまざまなタイプのものがあります。
塗料の効果を最大限発揮させるためにも、外壁塗装の下地処理は必ず実施しましょう。

 

見た目の仕上がりが良くする

外壁塗装の下地処理は、家の見た目の仕上がりにも影響があります。
下地処理をしないまま塗装をすると塗りムラが出てしまったり、ひびやクラックの発生が早まるでしょう。
その結果家の美観を損ない、寿命にも悪影響が出ます。
外壁塗装の下地処理は、家の見た目と寿命のためにも必要な作業です。

 

 

外壁塗装の下地処理の作業内容は?

外壁塗装の下地処理は必ずするべき?作業内容や重要性についても解説

外壁塗装の下地処理は主に5つです。
全てを実施する場合もありますし、この中の何点かを実施する場合もあります。
家の状態によって作業内容は変わるでしょう。
専門業者にしっかり確認してもらい、必要な下地処理を依頼するのが大切です。

 

高圧洗浄

高圧洗浄は外壁にある苔や汚れ、古い塗装部分などを強力な水圧を使って洗浄する作業です。
塗装をするときに古い塗装を放置したまま上塗りをすると、新しい塗膜も古い塗膜と一緒にはがれやすくなってしまいます。
また洗浄をしないと、家の仕上がりの外観も悪くなってしまうでしょう。
高圧洗浄は外壁塗装の下地処理の作業としては外せない作業です。
注意点として、別途で水道代の請求が発生する可能性があることや、洗浄後の乾燥する期間が必要になることを知っておきましょう。

 

ひび割れ補修

ひび割れは紫外線や雨風、地震の影響で発生します。
ひび割れは小さいものをヘアークラックと呼び、さらに幅0.3㎜以上・深さ5㎜以上の大きさのクラックを構造クラックと呼びます。
下地処理ではひびを埋めるシーリング作業をおこない、ひびのすき間を埋めて塗装がしやすいように補修をします。

 

シーリング補修

シーリングは、英語でsealing「封印・密封」を指します。
外壁材と外壁材の隙間には、雨水の侵入を防ぐためにシーリングが施工されています。
シーリングがひび割れたり剥がれたりしてしまうと雨漏りの原因となるので、下地処理の作業では重要です。

 

サビ落とし(ケレン)作業

家の構造上、手すりやひさしなどの付帯部に金属部分があります。
金属は紫外線や雨風にさらされ、時間が経つとサビが発生します。
そのサビ部分をきれいに落とす作業がサビ落とし(ケレン)作業です。
ケレンは英語のclean(クリーン)が変化したものと言われています。
ケレン作業は塗料の塗りを良くし、家の外観を良くする役目がある大切な作業です。

 

目止め作業

目止め作業とは、外壁部分の細かいへこみなどの平らではない部分を目止め材などで埋める作業で、塗装表面が滑らかになり塗りやすくなります。
目止め作業をしないと塗装作業のときに塗りムラや塗り漏れが発生し、塗料の本来の性能が発揮されません。

 

 

外壁塗装の下地処理をしないとどうなる?

外壁塗装の下地処理は必ずするべき?作業内容や重要性についても解説

外壁塗装の下地処理は塗装本来の性能を発揮したり、家の状態を良好に長く保つには必要な作業です。
下地処理は費用も時間も掛かりますが、一番重要だとも言える作業です。
外壁塗装の下地処理を怠るとサビ部分からの塗膜のはがれや、ひび割れ部分からの雨漏りの危険性などが高まるでしょう。
また、塗りムラやサビの放置は家の見た目にも良くないため、適切な作業で下地処理をすることが大切です。

 

 

まとめ

何事にも下準備をどれだけしたかで、出来栄えが変わってきます。
外壁塗装も同様に下地処理をしっかりすることで、家の外観上も含めて家の耐久性などが維持できるでしょう。
家は毎日天候の激しい変化にあって、外壁も時間の経過とともに劣化が進んできます。
自分の大切な家のためにも、下地処理は費用がかかるものですが、専門業者にきちんと施工してもらうようにしましょう。

 

*K*

 

当社では無料診断をおこなっておりますので、「屋根・外壁0円診断」をぜひご利用ください。

千葉市、習志野市、四街道市、佐倉市、八街市、他で、雨漏り修理、屋根工事のことなら、四葉建装へお気軽にご相談ください。
千葉の雨漏り修理、屋根工事なら【株式会社四葉建装】


千葉県千葉市の外壁塗装・屋根塗装・防水リフォーム専門店
株式会社四葉建装
https://chiba-gaiheki.com/
住所:千葉県四街道市めいわ2-6-10
営業時間:9:00〜18:00 木曜定休

お問い合わせ窓口:0120-262-035
(電話受付時間 9:00〜17:30)

対応エリア:千葉市・四街道市、他

★ 地元のお客様の施工実績多数掲載!

施工実績  https://chiba-gaiheki.com/case/
お客様の声 https://chiba-gaiheki.com/voice/

★ 塗装工事っていくらくらいなの?見積りだけでもいいのかな?

➡一級塗装技能士の屋根、外壁の無料点検をご利用ください!
無理な営業等は一切行っておりません!

外壁屋根無料診断 https://chiba-gaiheki.com/inspection/

★色を塗る前にシミュレーションしたい、塗装以外の工事方法はないの?  どんな塗料がいいの? 業者はどうやって選べばいいの?

➡ どんなご質問でもお気軽にお問い合わせください!
お問い合わせ https://chiba-gaiheki.com/contact/


千葉市、習志野市、四街道市、佐倉市、八街市のお客様の声

屋根工事の施工事例

地域密着施工!ご依頼ありがとうございました!

屋根工事の施工事例

地域密着施工!ご依頼ありがとうございました!

スタッフ教育、職人育成にも
力を入れています!

保有資格一覧

  • 一級建築塗装技能士
  • 一級鋼橋塗装技能士
  • 外壁診断士
  • 有機溶剤作業主任者
  • 足場作業主任者
  • 石綿作業主任者
  • 酸素欠乏、硫化水素危険作業主任者
  • 高所作業車10以上
  • 外壁アドバイザー
  • 職長等監督安全衛生教育者
  • 雨漏り診断士
  • 自然災害調査士
  • 一般建築物石綿含有建材調査者
  • 他、多数
職人教育にも力を入れています!建設業の許可票
職人教育にも力を入れています!職人教育
職人教育にも力を入れています!研修風景

News & Topics