雨の日の外壁塗装はどうしたら良い?確認すべき点や疑問を解説
投稿日:2025年2月15日 更新日:2025年3月3日
家の外壁に塗料を使って塗る工程が、外壁塗装です。
外壁塗装は家の美観を保つ役目とともに、大切な家の外壁の劣化や風雨を守るための重要な役割があります。
外壁塗装は7~10年で実施するのが良いとされていますが、いざ工事となると頭を悩ますのが天気です。
外壁塗装中に雨予報だと困るし、一方で工期が延びるのは面倒が増えると悩みを抱えてしまう方は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、雨の日の外壁塗装で確認すべき点やよくある疑問点などを解説します。
雨の日の外壁塗装はどうすべきか
外壁塗装は、日照時間が大切です。
雨の水分は塗料の乾燥には適さず、水分や結露などの余計なものが混ざってしまうためです。
また国土交通省公共建設工事標準仕様書の塗装工事に関する事項にも、以下のような項目があります。
「(1) 気温が5℃以下、湿度が85%以上、結露等で塗料の乾燥に不適当な場合は、塗装を行わない。」
「(2) 外部の塗装は、降雨のおそれのある場合又は強風時には、原則として行わない。」
国の指針にも書いてあるとおり、外壁塗装は雨の日は作業ができません。
また外壁塗装に湿度は大敵です。
雨の日は空気中の水蒸気が高まり、湿度も伴って高くなります。
乾燥や塗料のために、外壁塗装にとって日照時間は大事な要素です。
雨の日の外壁塗装の影響とは
外壁塗装にとって、雨は一体何が良くないのでしょうか。
懸念されるポイントは以下の3点です。
塗装の乾燥時間がかかる
塗装をしたら塗った部分を、乾かさなければなりません。
雨の日は湿度が高く空気に水分を含んでいるため、洗濯物が乾きにくいのと同様に塗装も乾くのに時間がかかります。
外壁塗装では完全に乾く必要があるので、雨の日以外で作業をしましょう。
塗料が薄まる
塗料に水分が入ると薄まってしまい、性能が発揮できません。
塗料は本来、希釈と言ってシンナーや水を使って薄めて使います。
雨の日に塗料に必要以上の水分が入ってしまうと、耐久性や塗装の性質が十分引き出せません。
また塗装のムラや見た目も悪くなります。
塗装本来の性能を活かすためにも、晴れた日などを選ぶのが良いです。
外壁塗装の工期が長くなる
塗装は塗って終わりではなく、十分に乾燥させる必要があります。
乾燥には湿度が大きく関係し、湿度が高いと乾燥にも時間が長くかかるでしょう。
また雨の日は、基本的には工事を中断します。
その分工期が延びてしまうのは事前に知っておくべきです。
雨の日に外壁塗装ができない理由3選
雨の日に外壁塗装ができない理由は、以下の3つです。
塗料が流れてしまう
塗料に水分が入ると、耐久性が低下します。
塗料は希釈して使用しますが、雨が混ざると正しい希釈ができません。
そのまま塗りを続けると塗りムラができたり、外壁の耐久性が低下する恐れがあります。
正しく適切な塗料の性能を発揮するためには、晴れた日などに外壁塗装をするのが良いです。
塗膜が密着しない
外壁を塗ると、塗膜ができるまで乾燥させなければなりません。
塗膜は雨や紫外線から建物を守ったり、見た目の美しさを保つなどの機能があります。
塗膜がしっかり外壁になじまないと、のちのヒビ割れや壁の剥離などのリスクが高まります。
塗装後にしっかり乾燥させて塗膜を付着させるためにも、日照時間は大切です。
見た目が悪くなる
車の水垢と同じように、跡が残ってしまいます。
雨水には不純物が含まれているので、外壁のシミや汚れが残ったりして外壁の美観が悪くなるでしょう。
また雨水跡が剥離やヒビの原因にもなるので、雨の日の外壁塗装は避けるべきです。
外壁塗装のベストシーズンとは
外壁塗装のベストシーズンは春と秋の時期です。
両方とも、気温と湿度が安定的で乾燥に適しています。
また降水量も、他の季節と比べて少ないのも好条件です。
ただし、この時期は業者にとっても繁忙期であるため希望の日程が取れなかったり、他の季節より割高な場合もあります。
当社の外壁塗装工事については「外壁塗装」をご覧ください。
雨で濡れたときの確認事項3選
外壁塗装中に雨で濡れたときは、以下の3点について確認することが大切です。
雨跡がついてないか
外壁に、雨粒の跡がないかを確認しましょう。
雨には不純物が含まれているので、そのままにしておくと跡が残ってしまう可能性があります。
雨跡があった場合は、手直しや修正をしてもらいましょう。
塗膜はがれがないか
塗膜には、強い紫外線や雨などの環境から守る役目があります。
塗膜ができる前に雨に濡れると、本来の機能を果たせません。
下地が見えたり、塗装のムラがある場合は業者に相談するのが良いです。
ツヤや光沢の状態
外壁が塗られたときは、塗装による光沢やツヤが本来はあります。
しかしその光沢やツヤが雨で流れてしまうと、見た目が悪くなるのと同時に耐久性にも悪影響を及ぼします。
外壁塗装の光沢やツヤは家の外観はもちろん、大切な家の将来にも関わるので注意しましょう。
雨の日の外壁塗装でよくある質問3つ
雨の日の外壁塗装でよくある質問を3つ紹介します。
外壁塗装中に雨が降ったらどうするのか
外壁塗装中に雨が降って来たら、作業中止です。
また途中まで塗っている場所があったら、塗れないように養生をします。
雨が降っている中での作業は、外壁の見た目の仕上がりや機能性が大きく下がります。
業者が天候に合わせて判断しているかどうかをチェックしましょう。
雨での工期延長の追加料金はどうなるか
通常は雨で期間が多少延びる場合も考慮して、スケジュールを取っています。
したがって雨が降った際の加算料金は通常は発生しません。
しかし、想定以上の塗り直しが起きる場合も考えられます。
雨が降ったときの補修工事については、事前に確認をしておくのが良いでしょう。
雨の日の翌日はすぐに外壁塗装できるのか
雨がやんだら、すぐに塗装に取りかかれるわけではありません。
重要な点は、十分に乾いているかどうかが問題です。
乾き不十分なまま塗装をおこなうと、壁面のムラが起きたり耐久性が低下するなどの問題が起きてしまいます。
雨の日の翌日も、作業を進められるコンディションかどうか十分な検討が必要です。
まとめ
外壁塗装は天候に左右される作業です。
雨が降ったら、外壁塗装はストップです。
業者は天気をあらかじめ考えて、スケジュールを組んでいます。
満足感のいく仕上がりのために工期に余裕を持って、業者と打ち合わせをしてのぞみましょう。
*K*
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