外壁サイディングとは?特徴や種類、補修タイミングを解説
投稿日:2025年1月26日 更新日:2025年1月30日
家の外壁は住宅の顔とも言うべき、外観のイメージを決めるものです。
また、大切な家を雨風や強い日差しから守る役目もあります。
その外壁には現在「サイディング」と呼ばれる外壁材が人気です。
しかしサイディングには種類も多く、補修やメンテナンス方法もさまざまあります。
そこでこの記事では、サイディングの特徴や種類、補修のタイミングについて解説します。
大きな買い物である住宅を満足できるように、サイディングについて理解しましょう。
外壁サイディングとは
語源は英語のsiding(外壁)ですが、住宅用語としては建物の外壁に使われている板材の総称を言います。サイディングボードも同じ意味です。
国内の住宅のおよそ80%がサイディングを採用しているほど、最近では主流になっています。
耐熱性や耐久性が高く、低価格での施工が魅力の1つです。
耐用年数は家の立地や状態によっても変わりますが、塗装は5~10年・張替は25~30年と考えるのが良いでしょう。
サイディングが現在のように普及するまではモルタルが主流でした。
モルタルは砂とセメントを混ぜ合わせたものをコテで塗る技法です。
いわゆる塗り壁の左官工事で、職人さんが行う特別技能で手間と時間がかかります。
外壁サイディングの特徴
サイディングの特徴は以下の3つです。
・施工方法が容易で工期が短い
・耐久性や断熱性が高い
・デザイン性が高い
施工方法が容易で工期が短い
左官技術が必要なモルタル技法と比べて、工場で製造された板材を使って貼るだけなので施工が容易です。
サイディングのマニュアルも整っていて、施工品質が高いのも特徴です。
施工方法が容易なので、工期も従来よりも大幅に短縮できます。
耐久性や断熱性が高い
住宅は、常に雨風や炎天下にさらされる過酷な環境です。
サイディングは、大切な家を守るための耐久性に優れています。
また防火性にも優れ、住宅内の温度なども含めて断熱性が高いのも特徴です。
デザイン性が高い
サイディングには多くの色や柄があり、デザイン性に優れています。
レンガ風やタイル風、木目風など多様です。
自宅の雰囲気や家の個性に合わせて選べるでしょう。
サイディングの種類と費用
サイディングの種類は、材質によって全部で4種類に分けられます。
それぞれにメリットや費用の違いがあるので、順番に解説します。
窯業(ようぎょう)系サイディング
主な原料としてセメント質と繊維質原料を主成分としたのが、窯業系サイディングです。
戸建てで多く使われていて、店舗や公共施設でも多く採用されています。
使用が多いため、価格も4,000~10,000円/㎡とコストも優れています。
さらにセメントがベースなので耐久性や衝撃に強く、防火性も高いです。
金属系サイディング
窯業系の次に多く使われているのが、金属系サイディングです。
金属系サイディングは耐久性が高く、暑さや寒さなどの気候の変化から家を守ってくれる断熱性に優れています。
価格帯は6,000〜15,000円/㎡で、施工後の塗装も省けるのでコストも抑えられるでしょう。
また、メタル感がスタイリッシュな雰囲気を演出できるのも魅力の1つです。
木質系サイディング
木質系サイディングの最大の特徴は、天然木が基調で木の温もりや暖かみを感じられる点です。
また木材は熱を吸収しにくいので、断熱性にも優れています。
価格帯は8,000~15,000円/㎡ですが、木材なので他よりもメンテナンス費用が多くかかる場合があるので注意が必要です。
コストよりも家の外観デザインを重視したい方にはおすすめです。
樹脂系サイディング
素材に塩化ビニル樹脂を使っているのが、樹脂系サイディングです。
プラスチックなので軽量で耐久性が高く、凍害が多い北米などで多く見られます。
価格は7,000~10,000円/㎡ですが、日本で扱っている業者が少ない点がデメリットです。
外壁サイディングを補修するタイミング
現在は優れたサイディングが数多くありますが、その効果は永遠ではありません。
定期的な点検や補修が必要です。
ここではサイディングの補修が必要となる症状について解説します。
自分で確認をして、サイディングの補修のタイミングを知っておきましょう。
シーリングがはがれてきた
シーリングとは、充填剤などでサイディングのすき間を埋める作業です。
サイディングではシーリングの作業が必ず発生し、このシーリングは5年くらいで劣化が起きるとされています。
シーリングがはがれている状態を見つけたら、早めに補修をしましょう。
サイディングにヒビやはがれが出てきた
サイディングにヒビやはがれを見つけた場合も要注意です。
建物は天候の変化や、地震の揺れの影響を大きく受けています。
小さなヒビやはがれが大きくなると腐食が進行してしまうので、大きくなる前に補修をしましょう。
サイディングに触れると白く粉がつく
サイディングを手で触ったときに白い粉がつく状態は、チョーキングと呼ばれる防水性が落ちているサインです。
この白い粉の正体は塗料に含まれる成分が分解したもので、サイディングの劣化の兆候と言えるでしょう。
放置しておくと雨漏りの原因にもなるので、発見したら早めの補修が必要です。
外壁の劣化症状については「こんな症状には要注意」をご覧ください。
最新の外壁サイディングの特徴3つ
モルタルからサイディングが主流になっている中で、サイディング自体も進化をしています。
ここでは最新のサイディングの特徴を3つ解説します。
耐久性アップとランニングコスト減少
住宅自体の強度が上がり、サイディングの品質も高くなっているため耐久性が以前よりアップしています。
メンテナンスの年数も伸びて、ランニングコストも抑制できた点も最新のサイディングの特徴の1つです。
デザイン性アップで自分好みの外壁が探せる
レンガ風やタイル風・木目風などさまざまなデザインがあるのも、最近のサイディングの特徴です。
また、そのクオリティがとても高く、リアルな質感が支持されています。
価格と相談しながら、自分好みのサイディングが探せるはずです。
セルフクリーニングが主流に
最近のサイディングには、セルフクリーニング機能が備わっているものが増えています。
分子レベルでの改良によって、雨水によって外壁の汚れを落とすことが可能になりました。
通常のサイディングよりは高価ですが、メンテナンスや補修の回数などを考慮すれば選択したい特徴です。
まとめ
長く住む家の外観はとても重要です。
その外観に重要な外壁サイディングは、家を守り家族を守る大切なものになります。
サイディングにはいくつか種類があり費用もさまざまです。
自分が納得のいくサイディングを見つけて、理想の住まいを手に入れましょう。
*K*
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