屋根塗装の工程とは?工事にかかる日数や知っておきたいポイントを解説

投稿日:2024年1月13日  更新日:2024年1月21日

 

「屋根塗装の工事って具体的にどのように進むの?」
「屋根塗装の工事を依頼するために、工程を知っておきたい」と思っている人もいるのではないでしょうか?

屋根塗装の工程やかかる日数を解説、また、屋根塗装を依頼する前に知っておきたいポイントを紹介します。

 

 

屋根塗装の工程

屋根塗装の工程とは?工事にかかる日数や知っておきたいポイントを解説

屋根塗装のメンテナンスは、約10年の周期でおこなうのが一般的です。
屋根塗装の工程は基本的に下記の順でおこないます。

①近隣挨拶
②足場の設置
③高圧洗浄
④下地調整・補修
⑤養生
⑥下塗り
⑦タスペーサー
⑧中塗り・上塗り
⑨完了検査

 

近隣挨拶

屋根塗装工事の前に近隣へのあいさつをすることが大切です。
高圧洗浄の時に、近隣の家に泥や水が飛び散ってしまう可能性があるからです。
近隣の挨拶は工事が始まる2日〜1週間前におこない、工事の内容や工事期間を説明しましょう。
近隣とのトラブルを避けるためにも、あいさつ回りはとても重要です。

 

足場の設置

足場の設置は、転落防止や安全に作業するために必要です。
足場は金属でがっしりと組み上げていき、その後メッシュシートを取り付けていきます。
塗料の飛散を防いだり、職人が転落するのを防止するためにも欠かせません。

 

高圧洗浄

高圧洗浄は、塗料の接着をよくするためにおこなう工程です。
年月が経過すると、屋根にカビやコケ・藻・ホコリなどが付着しています。
屋根が汚れたまま塗料を塗っても、すぐに塗料が剥がれるなどの原因になります。
そのため、塗膜の接着率を上げるためにも、高圧洗浄で屋根の汚れをキレイに流し落とすことは重要な工程の1つです。

 

下地調整・補修

下地調整は、下塗り・中塗り・上塗りがおこなえる状態に屋根を補修していく工程です。
主にひび割れの補修や釘の処理、部分補修などをおこないます。
たいていの屋根には、棟板金と呼ばれる部材を使用しています。
この棟板金は、年月が経つにつれ板を固定している釘が浮いてきてしまい、様々な被害をもたらす原因になりかねません。
屋根の耐久性にも関わるため、浮いてしまった釘の補修作業もおこないます。

 

養生

養生はビニールシートやマスキングテープを使い、窓や扉などに塗料が飛び散るのを防ぐためにおこないます。
基本的に養生する窓や扉は開閉することはできなくなりますが、エアコンは普段通り使用可能です。

 

下塗り

下塗りは屋根のひび割れた屋根材の補修をしたり、屋根材と塗料の密着性を良くするためにおこなう工程です。
一般的に塗料は下塗りと上塗りの2回ですが、塗料によっては下塗り・中塗り・上塗りの3回の工程になります。
下塗りの工程をおろそかにすると、どんなに良い塗料を塗ってもすぐに剥がれてしまったり、塗りムラが出てしまったりします。
また、劣化している屋根材は、塗料をよく吸い込むので料金が割高になってしまいますが、下塗り塗料を使用ししっかりとおこなう事が大切です。

 

タスペーサー

タスペーサーはスレート瓦の塗装後の雨漏りを防ぐために、屋根材すき間が塗装によりふさがないようにおこなう工程です。
本来、屋根材と屋根材は隙間が空いており、雨水が流れるようになっています。
スレートの瓦の場合、屋根材と屋根材の間が塗膜でふさがれてしまうと、本来流れるはずの雨水が溜まり、雨漏りの原因になってしまいます。

 

中塗り・上塗り

中塗りと上塗りは、屋根塗装の仕上げ作業です。
中塗りをする場合は、屋根の端やスリット部分を刷毛で塗り、広い面はローラーを使用します。
上塗りは中塗りと同じ塗料で再度重ねて塗りることで、塗膜の厚みが増し耐久性も高くなり、艶が出て外観の美しさが増すメリットがあります。

 

完了検査

完了検査は塗り残しや塗りムラしている箇所があるか、最終確認をおこなう工程です。
問題がなければ、施主が屋根塗装の立ち合いをします。
施主は足場にのって屋根の上まで行けないため、窓やベランダなど見える範囲から確認します。
しっかりと確認したい方は、業者に写真や動画を撮ってもらいましょう。
気になる箇所がある場合は後日連絡するのではなく、その場で業者に伝えることが大切です。
足場を解体してからの屋根の塗装は大変です。
手直しが必要であれば、完了検査後すぐに作業します。

 

 

屋根塗装はどのくらいの日数が必要?

屋根塗装の工程とは?工事にかかる日数や知っておきたいポイントを解説

屋根塗装工事にかかる日数は、目安として5〜8日です。

・足場の組立て 1日
・高圧洗浄 1日
・下塗り 1日
・上塗り 1~2日
・足場の解体 1日

屋根の大きさや職人の人数により、作業に必要な日数が変わってきます。
また、雨の日や雨の後、屋根が濡れている状態では作業できない工程もあります。
天候などを配慮し、11日〜2週間程余裕をもってスケジュールを立てましょう。

 

 

屋根塗装工事での重要なポイント

屋根塗装の工程とは?工事にかかる日数や知っておきたいポイントを解説

スムーズに屋根塗装をおこなうために、知っておきたい重要なポイントを紹介します。

・塗料の選び方
・アフターフォローがあるかどうか

 

塗料の選び方

屋根塗装の塗料を選ぶ際には、屋根の素材に合った塗料を選ぶことが大切です。
屋根には見栄えがいいだけでなく、家を守る大切な役割があります。
たとえば、家を守る役割には、夏の日差しから守る遮断効果や断熱効果があります。
一般的にコストが安い塗料は、耐年年数も短い傾向です。
耐用年数の短い塗料の場合には、屋根塗装を頻繁におこなわなければならず、結果的に高くついてしまいます。
塗料を選ぶ際には、耐久性や機能性、価格などを把握することがポイントです。

 

アフタフォローがあるかどうか

契約前に、アフターフォローがあるかどうか、またアフターフォローがあるようでしたら期間と内容を確認しましょう。
完成後の塗料の仕上がりに問題がない場合でも、時間が過ぎると塗装が剥がれるなどのトラブルが発生することがあります。
また、業者によっては完成直後はどんなにキレイな仕上がりでも、手抜き工事のため、数年後にトラブルが来て連絡が取れなくなるケースもあります。
工事後のトラブルをスムーズにおこなうためにも、アフターフォローの期間や内容を把握しておくことは大切です。

 

 

まとめ

屋根塗装は高圧洗浄や下地補修など、1つ1つの工程がとても重要です。
かかる日数は天候や屋根の劣化状況によっても異なってくるため、11日〜2週間程度と日数に余裕をもつことをおすすめします。
良い業者を選ぶためにも、屋根の状況を写真や動画で取ってもらえるか、またアフターフォローのサービスはしっかりしているかなど確認することも大切です。

 

*K*

 

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