ルーフィングシートには種類がある?それぞれのメリット・デメリットを解説!
投稿日:2023年10月15日 更新日:2023年12月29日
屋根の工事では、ルーフィングシートというシートを使うことがあります。
ルーフィングシートには、いくつかの種類があることをご存知でしょうか?
この記事では、ルーフィングシートの役割やシートの種類について詳しくご紹介します。
ルーフィングシートの種類ごとのメリット・デメリットについても解説するので、最後まで記事をチェックして下さいね!
ルーフィングシートとは
ルーフィングシートというのは、屋根専用の防水シートのことです。
屋根には瓦屋根やスレート屋根、ガルバリウム鋼板の屋根など、さまざまなタイプがありますが、どのタイプでも防水シートとしてルーフィングシートを使用しています。
屋根は勾配があり、屋根に降った雨水は雨樋を伝って地面に排水されますが、屋根の隙間から入り込む雨水もあります。
その雨水をシャットアウトして屋根の中に水が入らないようにするのがルーフィングシートの役割です。
屋根や外壁の雨水を適切に排水する雨仕舞については、こちらで詳しくご紹介しています。
ルーフィングシートの役割
ルーフィングシートの役割について、もう少し詳しく見ていきましょう。
屋根には屋根材を載せるための野地板という木材が設置されています。
ルーフィングシートはこの野地板の上に設置します。
野地板から屋根の中に水が入り込んでしまうと、屋根の中の木材が腐食し、雨漏りが起こってしまう可能性があります。
屋根には雨樋を始め、破風や鼻隠しなど、屋根の中に水が入らないような工夫がさまざまされていますが、ルーフィングシートは、屋根の雨水をダイレクトに防ぐ役割を担っています。
ルーフィングから排水された雨水は、軒樋を通って竪樋から地面に排水されます。
ルーフィングとともに屋根を守る雨樋の塗装についてご紹介した記事は、こちらからご確認いただけます。
ルーフィングシートの種類
ルーフィングシートの種類についても見ていきましょう。
ルーフィングシートは、大きく分けて以下の6つの種類があります。
アスファルトルーフィング
アスファルトルーフィングは、ルーフィングシートとしては歴史の最も古いものです。
フェルトに似た紙を、防水材として優れているアスファルトに浸して作られています。
改質アスファルトルーフィング
改質アスファルトルーフィングは、アスファルトルーフィングにポリマーや天然アスファルトなどを加えて改良したものです。
アスファルトルーフィングはタッカーで屋根に穴を開けて止めますが、改質アスファルトルーフィングはアスファルトルーフィングよりもタッカーにまとわりつく力が強いのが特徴です。
高分子系ルーフィング
高分子系ルーフィングは、合成ゴムや合成樹脂を主原料としたシートで、異種材料を塗布したタイプのものもあります。
住宅の屋根だけではなく、用水路や貯水池などの防水材として使用されることもあります。
粘着層付きルーフィング
粘着層付きルーフィングは、改質アスファルトルーフィングに粘着層があるタイプのものです。
通常のアスファルトルーフィングや改質アスファルトルーフィングはタッカーで止めますが、粘着材で接着させるタイプなので、タッカーを使用しなくて良いのが特徴です。
透湿防水ルーフィング
透湿防水ルーフィングは、ルーフィングシートに湿気を通す機能が加わったものです。
屋根からの水の浸入は防ぎつつ、屋根の中にこもった湿気を逃してくれるのが特徴です。
不織布ルーフィング
不織布ルーフィングは、紙を原料に作られているものが多いルーフィングシートの中で、布を原料に作られているものです。
施工のしやすさもあって、近年人気を集めているルーフィングシートでもあります。
弊社では、各種ルーフィングシートによる屋根工事が可能ですので、お気軽にご相談下さい。
ルーフィングシートの種類ごとのメリット・デメリット
ルーフィングシートの種類ごとのメリット・デメリットについても見ていきましょう。
アスファルトルーフィングのメリットとデメリット
アスファルトルーフィングのメリットは、広く普及されているので価格が安いということです。
また、止水性が高いため、防水シートとして優れています。
アスファルトルーフィングのデメリットは、耐用年数が8〜10年程度と短いことです。
また、あまり丈夫とはいえないので、破損した箇所から雨漏りが発生してしまう可能性があることです。
改質アスファルトルーフィングのメリットとデメリット
改質アスファルトルーフィングのメリットは、ポリマーや合成ゴムなどを用いているため、アスファルトルーフィングよりも耐久性が高いことです。
改質アスファルトルーフィングのデメリットは、アスファルトルーフィングよりも価格が高いことと、湿気を逃しにくいので冬場は凍結してしまう可能性があることです。
高分子系ルーフィングのメリットとデメリット
高分子系ルーフィングのメリットは、伸縮性が高いのでひび割れがしにくいということ、価格が比較的リーズナブルだということです。
高分子系ルーフィングのデメリットは、下地を選ぶということと、紫外線に弱いと言うことです。
粘着層付きルーフィングのメリットとデメリット
粘着層付きルーフィングのメリットは、タッカーを使って屋根に穴を開けなくてもルーフィングが設置できることです。
また密着性と防水性が高く、耐用年数が30年と長いのも魅力です。
粘着層付きルーフィングのデメリットは、料金が高くなってしまうことです。
透湿防水ルーフィングのメリットとデメリット
透湿防水ルーフィングのメリットは、耐用年数が50年以上と長く、防水性と透湿性が高いことです。
透湿防水ルーフィングのデメリットは、価格が高く、施工に時間がかかってしまうことです。
不織布ルーフィングのメリットとデメリット
不織布ルーフィングのメリットは、柔軟性があるので、下地に合わせた施工ができることと耐久性が高いことです;。
不織布ルーフィングのデメリットは、非常に高価であるということです。
弊社では、さまざまなルーフィングシートからご希望や屋根に適したものを選んで施工させていただきますので、安心してご相談ください。
ルーフィングシートは屋根用の防水シートでさまさまな種類がある!
屋根の防水シートとして屋根塗装に欠かせないルーフィングシートについてお伝えしてきました。
ルーフィングシートには、それぞれ特徴のある6つの種類が主に使用されています。
耐用年数や機能によって価格も変わってきますので、プロにしっかりと説明を聞いて選ぶのがおすすめです。
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