外壁塗装の上塗りって?上塗りの役割や塗料についても解説!
投稿日:2023年9月3日
外壁塗装や屋根塗装には、上塗りという工程があります。
外壁塗装や屋根塗装の上塗りとは、どのようなものなのでしょうか?
この記事では、外壁や屋根の塗装における上塗りの役割について詳しくご紹介します。
また、上塗りの塗料や工程についてもご紹介するので、最後まで記事をチェックしてください!
外壁・屋根塗装の上塗りとは?
外壁塗装の上塗りというのは、外壁塗装で仕上げに行う塗装のことです。
外壁塗装では、下地を整えた後に何度か塗装を行います。
その最後の仕上げが上塗りになります。
通常は、上塗りは1回ですが、中塗りを上塗りの1回目として考え、上塗りが2回行われることもあります。
これは、中塗りと上塗りの塗料が同じということが関係していて、中塗りを上塗り1回目、上塗りを上塗り2回目と工程表に表記する場合があるのです。
弊社では、上塗りは基本的に1回ですが、もし上塗りを終えてもムラが残っているなどの場合は、塗料が指定していなくても、中塗り・上塗りの後にさらに上塗りを行うことがあります。
外壁・屋根塗装の上塗りの手順
外壁・屋根塗装における上塗りの手順についてご紹介しましょう。
外壁・屋根塗装で上塗りを行う際には、以下の手順で行います。
- 1)足場の設置
- 2)高圧洗浄
- 3)下地処理
- 4)ケレン作業
- 5)下塗り
- 6)中塗り(上塗り1回目)
- 7)上塗り(上塗り2回目)
- 8)足場撤去
- 9)施工完了
上記の手順でもお分かりの通り、上塗りは塗装の最終段階で行います。
中塗りを上塗り1回目とするか中塗りとするかによって、上塗りの回数は変わってきます。
また、その時点での仕上がりの具合によっては、上塗りが上記に加えて複数回行われることもあります。
弊社の外壁・屋根塗装の詳しい工程については、こちらの記事で詳細にご紹介しています。
外壁・屋根塗装で上塗りの塗料を2度塗る理由は?
外壁・屋根塗装で上塗りの塗料を2度塗る理由について見ていきましょう。
先ほどの塗装の工程でもご紹介しましたが、外壁・屋根の塗装では、上塗りの塗料を2回に分けて塗布します。
外壁塗装・屋根塗装で上塗りを2回に分けて行う理由には、以下のものがあります。
塗りムラをなくすため
上塗りを2回行う理由の1つが、塗りムラをなくすためです。
上塗りの塗料を1度塗っただけでは、塗装が薄いところと濃いところがあるなど、塗りムラが残っている場合があります。
塗料は重ねて塗ることで、塗りムラをなくすことができます。
外壁塗装は一度メンテナンスを行うと、次はおよそ10年後となります。
その間、お住まいの美観に大きく影響するので、塗りムラは残らないようにする必要があります。
塗膜に厚みを持たせ、外壁・屋根を保護するため
上塗りの塗料を2回塗る理由は、塗膜に厚みを持たせるためです。
塗料は液体状なので、いくら量をたくさん塗っても、一度に形成される塗膜の厚みには限界があります。
そのため、中塗りもしくは上塗り1回目の後、塗料を乾燥させ、そしてその上から同じ塗料をもう一度塗るのです。
塗膜に厚みが出れば、その分、外壁や屋根を保護することができます。
外壁や屋根は、常に紫外線や雨・雪などに晒される過酷な環境です。
上塗りが1回だけの場合、塗膜の厚みが薄くなるため、耐用年数まで塗膜が持たない可能性もあります。
塗膜が剥がれてしまうと、外壁や屋根にダイレクトに影響が及んでしまうので、ひび割れや雨漏りなどの原因となってしまうこともあるのです。
しっかりと上塗りの塗料を2回塗ることで、外壁や屋根は過酷な環境から守られます。
ただ、塗料によっては上塗りは1回でで良いという指定のものもあります。
その場合は1回で済ませたとしても、塗料はカタログ通りの性能を発揮します。
もし上塗り1回で塗装にムラがあったり塗膜の状態が不安な場合は、何度か重ねて塗ることもあります。
上塗りの回数については、最低2回を基本としながらも、現場の職人が経験を踏まえて判断し、必要とあれば、塗料が指定する回数よりも多く塗ることがあります。
弊社には、塗装工事のスペシャリストの職人が複数いますので、外壁・屋根の塗装は安心してお任せ下さい!
外壁塗装で上塗りを行う際の注意点は?
外壁・屋根の塗装で上塗りを行う際の注意点についてもみていきましょう。
必ず下塗りを行う
上塗りを綺麗に仕上げるためには、必ず下塗りを行うことが必要です。
下塗りは上塗りの塗料とは異なる塗料を使用します。
下塗りに使用される塗料は、プライマーと呼ばれるもので、上塗りの塗料をしっかり密着させる役割を担っています。
また、下地が塗料を激しく吸い込む場合は、プライマーをしっかり吸い込ませ、上塗りの塗料が吸い込まれすぎないようにする役割もあります。
外壁塗装や屋根塗装における下塗りの重要性については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
塗料が指定した乾燥時間を守る
上塗りを行う際の注意点としては、塗料が指定した乾燥時間を守ることもあげられます。
塗料には、中塗り・上塗りで塗布する塗料の量が指定されています。
それと共に、中塗りを終えた後、上塗りをするまでの乾燥時間についても指定があります。
塗装は塗料の指定したとおりに施工することで、性能を発揮することができます。
そのため、塗料に乾燥時間の指定があれば、これをきっちり守る必要があります。
塗料の指定を守らずに施工を行うと、塗料がカタログ通りの性能を発揮できません。
上塗りを行う際には、塗料の量だけではなく、乾燥時間も守ることが必要です。
外壁塗装の上塗りは、塗装の仕上げの重要工程!
外壁塗装・屋根塗装における上塗りについてご紹介してきました。
上塗りは、塗装の最後に行われる工程で、塗装の仕上がりを決める大切な作業です。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使用するため、上塗り1回、上塗り2回と表現されることもあります。
工程表にどちらが書いてあったとしても、問題はありません。
塗料によっては、上塗りが1回だけでもOKという場合もありますが、多くの場合、上塗りの塗料は2回塗ります。
2回に分けて上塗りの塗料を塗布することで、塗りムラをなくし、塗膜を厚くして屋根や外壁を保護することができます。
弊社では、塗料が指定したとおりに施工を行っておりますので、外壁・屋根の塗装は安心してお任せ下さい!
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