屋根の唐草ってどこ?捨唐草って?役割やメンテナンス方法は?

投稿日:2023年3月19日

屋根には「唐草」と呼ばれる部分があることをご存知ですか?

 

また、「唐草」だけではなく、「捨唐草」というものもあるのだとか。

 

この記事では、屋根の唐草の場所や役割、メンテナンス方法などについて詳しく調べてみましたので、最後まで記事をチェックしてください!

 

屋根の唐草って?

屋根の唐草ってどこ?捨唐草って?役割やメンテナンス方法は?(1)

屋根には唐草と呼ばれる部分があります。

 

唐草というのは、瓦屋根の場合は、屋根の外周を取り巻く瓦のことをさし、横から見ると唐草模様に見えるように作られているので、この部分のことを唐草と呼びます。

 

唐草模様というのは、以下のような模様のことをさします。

 

屋根の唐草ってどこ?捨唐草って?役割やメンテナンス方法は?(7)

 

この唐草模様は、葉っぱや茎、ツタなどが伸びて絡んでいるような様子を描いた模様のことで、起源は日本ではなく、メソポタミアやエジプトで使われ、それが全世界に広がったのではないかと言われています。

 

屋根の先端は、軒先とけらばがあり、それぞれに取り付けられた唐草は、軒先唐草、けらば唐草と呼ばれることもあります。

 

なぜ日本家屋の屋根の端っこの模様が唐草なのかについては、はっきりとしたことは分かっていませんが、昔から日本家屋では、さまざまな模様を要所要所に使用しています。

 

唐草と捨唐草は違うもの?

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唐草には、捨唐草と呼ばれるものもあります。

 

捨唐草とはどのようなものなのでしょうか?

 

実は捨唐草というのは、瓦屋根に使用される唐草瓦とは違い、スレート屋根などで用いられる唐草のことで、唐草瓦のように唐草の形はしておらず、金属の板状になっています。

 

唐草の形をしていないのに捨唐草と呼ばれるのは、役割が唐草と同じだからです。

 

捨唐草は、金属の板なので、唐草板金とも呼ばれることもあります。

 

唐草、捨唐草の役割については、次の項で紹介します。

 

唐草の役割

屋根の唐草ってどこ?捨唐草って?役割やメンテナンス方法は?(3)

 

唐草の主な役割は、屋根に降り注いだ雨水を、壁を伝わせずに地面や雨樋に導くというものです。

 

もしも唐草がなければ、屋根で処理しきれなかった雨水が、壁を伝って流れ落ちたり、屋根の中に入り込んでしまったりすることがあります。

 

天井裏や軒天井などに雨水が染みてしまうと、木材が腐食したり、劣化してしまう原因になります。

 

瓦屋根の場合は、屋根の縁に唐草瓦を設置することによって、屋根の水を壁に伝わせずに下に流すことができます。

 

また、軒天井や破風などに、水が染みこむのも防いでくれます。

 

スレート屋根などの場合は捨唐草を屋根の縁に設置し、雨水を雨樋に誘導します。

 

捨唐草に使用される素材は、多くの場合、ガルバリウム鋼板です。

 

ガルバリウム鋼板は耐用年数が25年〜35年と長いので、他の素材のように数年ごとのメンテナンスは必要ありません。

 

弊社が行った唐草の設置工事については、こちらの記事をご参照ください。

 

どちらも屋根や屋根の内部、外壁に雨水をとどまらせず、家屋の劣化を防ぐ役割があります。

 

唐草を設置することによって、家屋が雨漏りの被害に遭う確率は、かなり減るはずです。

 

ただ、屋根も唐草も劣化するものですので、定期的なメンテナンスや点検はしたほうが良いでしょう。

 

弊社では、国家資格を持ったプロの診断士による屋根・外壁の無料診断を行っていますので、お気軽にご利用ください!

 

唐草はどうやってメンテナンスする?

屋根の唐草ってどこ?捨唐草って?役割やメンテナンス方法は?(4)

 

家屋にとって大切なパーツである唐草ですが、どのようにメンテナンスをするかについても紹介しましょう。

 

まず、瓦屋根の唐草瓦については、塗装のメンテナンスを行う時に一緒に塗装すれば大丈夫です。

 

瓦自体がかなり劣化してきている場合は、唐草瓦も含めて葺き替えということになります。

 

また、スレート屋根の場合は、屋根材の下に捨唐草が敷いてある状態なので、塗装のメンテナンスを行う時に一緒に塗装するか、葺き替えの際に交換またはメンテナンスを行います。

 

スレート屋根に使用される捨唐草は、耐用年数の長いガルバリウム鋼板のものが多いため、屋根全体のメンテナンス時に一緒にメンテナンスすれば大丈夫です。

 

唐草は唐草模様の瓦が名称のルーツで、屋根を守る大事なパーツ!

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屋根の唐草について紹介してきました。

 

屋根の唐草は、瓦屋根なら屋根の縁に設置された唐草瓦のことで、横から見ると唐草模様になっていることから唐草と呼ばれています。

 

唐草は、つける位置によって、軒先唐草、けらば唐草などと呼ばれることがあります。

 

また、スレート屋根などの場合は、屋根材の下に金属板状のものが設置されますが、これが捨唐草、もしくは唐草板金と呼ばれています。

 

捨唐草は、唐草の模様などはありませんが、役割が瓦屋根の唐草瓦と同じく、屋根の水を屋根にためず、雨樋などに誘導する働きがあるので、捨唐草と呼ばれています。

 

弊社では、屋根工事の際には唐草の設置を行わせていただいております。

 

そろそろ屋根の劣化が気になるなと感じたら、ぜひ弊社の屋根・外壁の無料診断をご利用ください!

 

弊社では、国家資格を持つ職人が、屋根・外壁の無料診断を行わせていただいております。

 

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