屋根の葺き替えとは?工事のメリットやデメリット、おすすめの屋根材を紹介!
投稿日:2024年5月18日 更新日:2024年5月24日
「最近、屋根から雨漏りがしている」「屋根の劣化が目立ち気になっている」など悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
そのような方におすすめなのが、屋根の葺き替え工事です。
屋根の葺き替え工事は、古い屋根材を撤去して、丸ごと新しい屋根にします。
本記事では屋根葺き替え工事についてやメリット・デメリット、おすすめの屋根材、工事の工程について解説します。
屋根の葺き替えとは
屋根のリフォームを検討していると、「葺き替え」という言葉を目にする人も多いのではないでしょうか?
「ふく」とは、屋根を張り替える工事のことを言います。
古い屋根材を全て撤去し、下地の補修をおこない、新しい屋根材を取り付けることです。
「ふく」には、他にも「重ねふき」や「葺き直し」といった屋根の用語があります。
「重ねふき」とは既存の屋根を撤去せずそのまま残し、その上から防水シートと新しい屋根材を被せる方法で、「カバー工法」とも言います。
また、葺き直しは既存の瓦を一度取り外し、下地などの補修をおこなった後に再び瓦を設置するリフォームです。
屋根葺き替え工事のメリット
屋根の葺き替え工事をするメリットは3つあります。
・下地の補修や点検もできる
・自然被害の危険を防ぐ
・耐久性が高くなる
下地の補修や点検もできる
屋根の葺き替え工事は、屋根材を全て取り外します。
メリットは、下地材の状態を実際に見て確認できることです。
実際に野地材が腐っていたり、防水シートがボロボロになった状態の住宅もあります。
下地の補修や補修をすることで、強風や大雨の際も強くなります。
自然被害の危険を防ぐ
日頃から屋根は、紫外線や台風などの外的要因から建物を守ってくれています。
屋根の葺き替え工事をすることで、自然災害の強化ができます。
梅雨から秋にかけての時期は特に台風が通過したり、ゲリラ豪雨が続き雨漏りが起こりやすい時期です。
建ててから何年も経つと屋根の経年劣化がはじまり、雨が室内に侵入してしまいます。
屋根のリフォームだけでは済まずに、大掛かりな修復工事に拡大すれば、その分コストも高くなってしまいます。
耐久性が高くなる
屋根の葺き替え工事は、既存の屋根材とは別の屋根材にすることが可能です。
今の屋根材より重量が軽い材質のものにすれば、その分建物の重心が下がります。
軽い屋根材を使用すれば、基礎部分や柱への負担も軽減できます。
また、耐震性も高くなるため、地震が発生した際でも揺れにくいです。
屋根の葺き替え工事のデメリット
次は、屋根の葺き替え工事のデメリットを見ていきましょう。
・施工費用が高額になりやすい
・工期が長い
施工費用が高額になりやすい
屋根の葺き替え工事は、比較的大きなリフォームのためコストがかかります。
主な内訳は、新しい屋根材の購入や既存の屋根の撤去や処分、材料費、人件費などです。
しかし、一時的に出費は増えますが、長期的に考えると大切な家が長持ちすると言えるでしょう。
工期が長い
部分的な屋根のリフォームと比べると、屋根の葺き替え工事は工期が長いです。
屋根の葺き替え工事期間は、7〜10日程度です。
工事期間中は足場が設置されているので、生活に影響が出る可能性も高まります。
また時期によっては、工事期間中に雨が降ると工期が延長されることがあります。
屋根の葺き替えでおすすめの屋根材とは
瓦やスレート、金属板など屋根材も豊富にあります。
ここでは、特におすすめの屋根材を3つ紹介します。
・エスジーエル鋼板
・ルーガ
・石粒付き屋根
エスジーエル鋼板
エスジーエル鋼板は、耐久性・耐震性の高い金属製の屋根材です。
めっき表面にマグネシウムを加えることで、保護膜の緻密性が増します。
ガルバリウム鋼板と比べると、エスジーエル鋼板は耐久性が3倍です。
また、断熱材が付着しているものは高い断熱効果があり、夏場の屋根裏部屋の温度を大幅に下げることが期待できます。
ルーガ
ルーガは、樹脂と繊維・セメントが主な原材料です。
見た目は瓦屋根のような形状で、ハンマーなどで叩いても割れず頑丈です。
軽量な屋根材で耐震性にも強いといったメリットもあります。
石粒付き屋根
石粒付き金属屋根は、表面に石粒がコーティングされているため、防音性があり傷が付きにくいです。
従来の金属板の弱点を改良した金属屋根材といえるでしょう。
断熱一体型の金属屋根と比較するとリーズナブルな価格も魅力的です。
屋根葺き替え工事の工程
屋根の葺き替え工事期間は、7〜10日です。
基本的な工程を紹介します。
①足場の組み立て
②既存屋根の解体
③下地の補修
④防水シートの設置
⑤新しい屋根材の設置
⑥板金処理
⑦手直し・仕上げ
①足場の組み立て
屋根の上が2m以上ある高所作業の場合、基本的に足場の設置が必要です。
組み立て時は金属音が発生するため、多少音が気になるかもしれません。
②既存屋根の解体
既存の屋根を取り外す工程です。
屋根材やルーフティング、屋根板金などを撤去し、掃除をおこないます。
③下地の補修
下地の状態を確認し、必要に応じて補強や補修をおこないます。
④防水シートの設置
防水シートを野地板に敷く作業です。
防水シートを敷くことで、雨に強い屋根になります。
⑤新しい屋根材の設置
スレートや金属屋根などの新しい屋根材を取り付けていきます。
⑥板金処理
屋根板金を棟に取り付けます。
貫板などの下地を設置した後に棟板金をかぶせ、釘で固定する作業です。
棟板金があることで、雨水の侵入を防ぐ役割があります。
⑦手直し・仕上げ
不具合や傷がないか最終的に点検をし、必要であれば手直しをおこないます。
まとめ
屋根の葺き替え工事は、屋根工事の中でも大型なリフォーム工事の1つです。
そのため、費用も高額になりがちです。
しかし屋根を新しくすることで、建物全体の寿命を長くするメリットがあります。
工事をおこなうべきかどうか、業者とよく相談してから決めるようにしましょう。
*K*
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